クエン酸には疲労回復・夏バテ防止・便秘改善効果が期待できます。
梅リグナンには動脈硬化予防効果が期待できます。
スダチチンには抗肥満作用があります。



■梅干しのクエン酸の働き

梅干しの中にはクエン酸という酸が入っていて私たちのエネルギーを増す作用があります。
クエン酸は果物などに含まれる酸味成分で、体内で糖を効率よくエネルギーへと変換する働きがあります。
クエン酸をしっかりとると疲労回復や夏バテ防止効果が期待できます。
梅干しのクエン酸の含有量はあらゆる食材の中でもトップクラスです。

■梅干しの梅リグナンの働き

梅干しの中には梅リグナンという成分が含まれ、動脈硬化を和らげる働きがあります。
ストレスなどが原因で発生する活性酸素は、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす動脈硬化の原因となります。
梅干しに含まれる梅リグナンには、活性酸素を打ち消す作用があります。

■クエン酸含有量(100gあたり)

・梅干し    :6g
・すだち(果汁):4.5g
・レモン    :3g
・温州ミカン  :1g

■梅酢でカゼ・インフルエンザ予防

梅酢は梅干しを作る工程で塩漬けにした梅から出てくるエキスです。
梅にはウイルス抑制効果があります。
梅酢でのうがい、または梅干しを1日1個食べるだけでカゼ・インフルエンザの予防が期待できます。

また梅干しには食中毒の原因菌を防ぐ抗菌作用もあります。
梅干しをごはんに混ぜ込むと食中毒予防になります。



■すだちのスダチチンの働き

すだちの皮にはスダチチンというポリフェノールが含まれています。
スダチチンには脂質代謝を改善する体重上昇の抑制などの抗肥満作用があります。

■お酒とすだち

アルコールの代謝にはかなりのエネルギーを使うので、クエン酸と一緒に摂ることでエネルギーを効率良く生み出して飲み過ぎによる疲労などを軽減できます。

■クエン酸の便秘改善効果

クエン酸には悪玉菌の増殖を抑えて腸内環境を良くする働きがあります。
腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を促すのでお通じもよくなります。

■クエン酸でカルシウムの吸収率アップ

クエン酸には大豆製品に豊富なカルシウムの吸収率をアップする働きがあります。

■梅干しから揚げ

鶏モモに梅肉を揉み込み片栗粉をまぶして揚げます。
鶏モモ肉:1枚
梅干し:1〜2個
片栗粉:適量
揚げ油:適量

クエン酸の酸味と油ものとの相性はとても良く、クエン酸が唾液や胃液の分泌を促すので消化を助けてくれます。

■すだちおにぎり

塩昆布・すだち果汁・すだちの皮を混ぜ込んで作ります。

■すだちの味噌汁

普通の味噌汁にすだちを絞って飲みます。