そばには血管や筋肉を老けさせない健康効果があります。
黒いそばは血管に良い働きが期待できるルチンが豊富に含まれています。
白いそばはでんぷんが多くエネルギー補給に最適です。
そばのルチンは油と一緒にとると吸収率がアップします。
大根おろしなどのビタミンCがルチンを活性化してくれます。




■そばの色の違い

そばの色の違いは、そば粉の原料であるそばの実の使い方にあります。
白いそばも黒いそばも同じそばの実から作ります。
白いそばは実の真ん中だけを使い、黒いそばは実の外側の黒い部分の比率が多くなっています。

■そばが出来るまで

そばは製粉工場などでそばの実を粉砕してそば粉にした後、そのそば粉を小麦粉や水などと混ぜてこねていくことで出来上がります。

■そばのルチンで血管を若々しくする

そばには血管を老けさせないルチンが豊富に含まれていますが、特に外側の黒い皮の部分に多く含まれています。
紫外線から自分の身を守るためにルチンが外側の皮に近い部分に多く含まれています。
ルチンは穀類だとそばにしか入っていません。

私達の体は酸素を吸って呼吸しているのでどうしても酸化していきます。
酸素の一部は体内に入ると血管を傷つける活性酸素になります。
そばのルチンには活性酸素を減らす働きが期待されています。
また血圧を上げる酵素の発生を抑える作用も期待されています。

そばの実は外側にルチンが豊富で、内側はでんぷんが豊富となっています。
でんぷんが豊富な内側だけを使った白いそばは同じ量を食べた時にでんぷん量が多くなり、エネルギーに変わりやすくなっています。

■かき揚げのトッピングでルチンの吸収率を高める

ルチンは油と一緒に摂ると吸収率がアップします。
ルチンは熱を加えると一部がケルセチンという物質に変化します。
ケルセチンはルチンと同じように血管を老けさせない成分です。
ケルセチンは油と仲が良く、油料理と一緒に摂ると吸収率がアップします。
そばは脂質が少ないので油ものをトッピングすると栄養バランスがアップします。
かき揚げの中に入っているタマネギにもケルセチンが豊富に含まれています。



■大根おろしのトッピング

大根おろしの多く含まれるビタミンCはルチンとの相性が抜群です。
そばのルチンと大根おろしのビタミンCの相乗効果で血管をより老けさせない効果が期待できます。

■すだちのトッピング

すだちにもビタミンCが豊富に含まれているため血管をより老けさせない効果が期待できます。
すだちには酸味(クエン酸)が入っていてミネラルの吸収を助けてくれます。

■そばには良質なタンパク質が含まれている

そばには肉や魚に負けない良質なタンパク質が含まれています。
タンパク質は様々なアミノ酸が結合してできています。
中でも必須アミノ酸と呼ばれる9つのアミノ酸がバランスよく含まれているものほど筋肉になりやすい良質なタンパク質といわれています。
その9つの必須アミノ酸をバランス良く含んでいるのが「そば」です。

■つゆはそばのゆで汁で作ると良い

ゆで汁でつゆを作ると溶け出たタンパク質を無駄無く摂取できます。
そばのタンパク質はゆでると半分ほどに減ってしまいます。
乾麺の場合はドロドロしにくく、つゆには比較的使いやすくなっています。

■卵のトッピング

卵の黄身に多く含まれるビタミンDはタンパク質の合成を促進してくれ、運動後に筋肉の修復をしてくれます。
そばのタンパク質と卵の黄身のビタミンDで筋肉を作る効率がアップします。
運動後には月見そばが効果的です。

■ゴマの薬味

ゴマに含まれるビタミンB6はタンパク質の合成を促進して筋肉を作る効率をアップしてくれます。

■朝食にそばを食べると良い

そばのデンプンは消化されにくいデンプンで、ゆっくり消化吸収されて血糖値の上昇が緩やかになります。
そのため朝にそばを食べると昼食までお腹が空きにくくなり、お昼にドカ食いしなくなります。
そばのレジスタントスターチは消化吸収がゆっくりになり朝食にとると血糖値の上昇が緩やかになります。
レジスタントスターチは加熱した後に冷ますことで増加するので、ざるそばの方が血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。

■「そば米」でそばの栄養を最大限とる

そばの実を20分間塩ゆでして乾燥させて殻を取り除くと「そば米」が出来ます。
そば米を様々な鍋料理で使うと美味しく食べれます。