キノコは人間にとって必要な栄養素を多く含んだ優れた食材でもあります。
ブナシメジのナイアシンで肝機能アップ。
シイタケのビタミンB群で疲労回復効果。
マイタケのβグルカンで免疫力アップ。
エノキのキノコキトサンで糖尿病・メタボ・動脈硬化の予防。




■市販品のキノコは洗わないで食べた方が良い

工場で菌床栽培されているキノコは洗わないで食べた方が良いといわれています。
キノコの栄養素は水溶性が多いので洗うと流れ出てしまうものもあります。
市販品は衛生面が整っているので洗わずに食べられます。

■キノコは食物繊維が豊富

キノコは食物繊維が豊富なため余分な糖分や脂分を腸で絡めて排出してくれるので血糖値も上がりにくくなります。

■ブナシメジで肝機能アップ

ブナシメジに多く含まれるナイアシンがアルコールの分解をサポートしてくれます。
さらにオルニチンというアルコールを代謝してくれる成分がシジミの5〜7倍も多く含まれています。
ブナシメジは一般的に火力を強くして焼いた方が香ばしくなるそうです。

●ブナシメジとサバで肝機能アップ
サバに含まれるDHA・EPAが肝臓への脂肪の蓄積を抑制してくれる効果があります。

■シイタケで疲労回復

シイタケに多く含まれるビタミンB群には疲労回復効果があり、シイタケはキノコの中でもその含有量がトップクラスです。

シイタケの下の石づき付近には免疫増強効果の高いレンチナンという成分が多く含まれているといわれています。
そのため約2cm石づきを除けば後は食べらることができます。
ブナシメジは基本的に裏で焼きます。
すると水分が出てきて、水分がなくなる頃が食べ頃になります。

●シイタケとアーモンドで美肌アップ
シイタケのビタミンB2には美肌効果があり、エリタデニンには悪玉コレステロールを下げる効果があります。
アーモンドに含まれるビタミンEは抗酸化作用が強く、美肌や悪玉コレステロールの低下に効果的です。

■マイタケで免疫力アップ

マイタケには免疫力を高めるβグルカンが豊富に含まれています。
さらにマイタケ特有のMDフラクションという成分も免疫力を高めてくれます。

●マイタケとショウガで免疫力アップ
ショウガは加熱すると免疫力を向上させるショウガオールという成分が生成されます。
ただし加熱のし過ぎは厳禁で150度を超えると成分が損なわれてきます。



■エノキでメタボ予防

エノキに多く含まれるキノコキトサンには糖尿病・メタボ・動脈硬化の予防効果が期待されています。
摂取した脂肪の吸収を抑えて分解を促進します。
また血糖値の急激な上昇を抑える効果もあるので、糖尿病・メタボ・動脈硬化などの生活習慣病の予防改善が期待されています。

●エノキステーキ
捨ててしまいそうなエノキの石づき付近も食べられます。
バターでサッと焼き、少し焦げ目がついたら醤油をひとまわしすれば美味しく食べられます。
エノキの栄養は重みで下がってくるので下の方の石づき付近が栄養価が高くなっています。

●エノキのしゃぶしゃぶ
7秒しゃぶしゃぶしてポン酢でいただきます。
キノコに含まれるビタミンB群は水溶性なので、本来は汁ごと摂取できるみそ汁などの汁ごと食べることができる料理が良いといわれています。

■エノキ氷で健康効果アップ

エノキ氷とはエノキを調理して製氷皿で凍らせた物です。
手軽にエノキの風味を味わえ、みそ汁、カレーなど何にでも使えます。

エノキ300g、水400ccを用意します。
エノキは石づきを除いてざく切りにし、水と一緒にミキサーにかけペースト状にします。
鍋に入れて弱火で1時間煮詰めます。
あら熱を取ってて製氷皿に移し、冷凍庫で凍らせます。
実はエノキは凍らせることで健康効果がアップします。

エノキに含まれるキノコキトサンは硬い細胞壁の中にあるため、よく噛まないと細胞壁が壊れず栄養素がそのまま排出されてしまいます。
エノキ氷のように液状にすることで細胞壁が壊れてキノコキトサンを吸収されやすくなります。
冷凍のまま熱い物の中に入れると細胞壁が壊れやすくなります。
ある研究では一定期間エノキ氷を食べて花粉症などのアレルギー性疾患に効果が出たという報告もあります。

■キノコは石づきぎりぎりまで食べた方が良い

キノコは石づき付近に栄養素が高いので石づきぎりぎりまで食べた方が良いといわれています。
シイタケは約2cm石づきを除けば後は食べらることができます。
マッシュルームのように石づきがほとんどないものは汚れを拭き取る程度で食べることができるそうです。

■干しシイタケ

天日干しの干しシイタケには普通のシイタケと比べてビタミンDが30倍以上も多く含まれています。
そのためカルシウムの吸収を助けるので骨粗しょう症の予防効果が期待されます。

■キクラゲ

キノコの中で一番カルシウムの吸収を良くするのはキクラゲといわれています。