病気になると人間の体に様々なサインが出てくるため、そのサインを知っていれば自分で簡単に病気かどうかをチェックすることができます。
コレステロール値チェック、肺の疾患チェック、動脈硬化チェック、脳梗塞チェック、喉の衰えチェック、腰椎椎間板ヘルニアチェック、睡眠時無呼吸症候群チェック。
喉の機能低下予防トレーニング、腰椎椎間板ヘルニアの予防トレーニング。




■アキレス腱の太さでコレステロール値チェック

イスに座ってアキレス腱を指でつまんだときに、その太さが1.5cm以上ある人はコレステロールの数値が高い可能性があります。

■指先で肺の疾患チェック

人差し指を真横にピンと伸ばしたときに、爪の先が第一関節よりも下にある人は肺に疾患がある可能性があります。

■動脈硬化について

動脈硬化は運動不足や喫煙、かたよった食事などが原因となります。
血液中にある悪玉コレステロールが血管の内側の壁にこびりつき、血管が狭くなって血液の流れが悪くなってしまう症状をいいます。
動脈硬化を放置すると心筋梗塞や脳梗塞などの病気を引き起こす危険性が高くなります。

■耳たぶで動脈硬化チェック

普通の人には耳たぶにシワがありませんが、動脈硬化のある人は耳たぶにシワが入ってくるそうです。
シワもいろんなパターンがあり、斜めに長いシワ、斜めに短いシワ、二重のシワ、枝分かれしたシワなど様々あります。
アメリカの大学の調査では、心筋梗塞を起こした人の約73%に耳たぶにシワがあったという結果もあります。

耳たぶは非常に血管が少なく、動脈硬化で耳全体に血流が悪くなると耳たぶに栄養が行き届かなくなり脂肪が痩せてシワが出来ると考えられています。

■耳と鼻で脳梗塞チェック

左手で鼻を押さえます。
右手で左耳を押さえます。
左右の手を入れ替えます。
この動作を10秒間に交互に10回以上繰り返します。
10秒間で10回以上できない場合は脳の血管が動脈硬化を起こしている可能性があります。
放置すると脳梗塞の危険性が高まる可能性があります。

動脈硬化で脳からの血流が低下している人は、脳からの指令が伝わりにくく細かい動きができなくなります。
少し練習して上手くできる人は心配ありませんが、何度練習しても上手くできない人は動脈硬化が進行している可能性があります。

■誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)について

食事のときにむせてしまう場合は誤嚥性肺炎になる可能性が高いといわれています。
正常な人の場合は食事をすると喉にある喉頭蓋(こうとうがい)という部分がしっかりと閉まるため食べ物は気管に入らず食道へと運ばれていきます。
しかしお年寄りなど喉の機能が衰えている人は、喉頭蓋がうまく閉まらず食べ物が気管に入っていまいます。
肺に運ばれた食べ物から細菌が繁殖して肺炎になってしまいます。

誤嚥性肺炎の原因となる喉の機能が衰えているかどうかは病院でX線撮影しなければ分からないと思われていますが、コップ一杯の水を飲むだけで喉の機能が衰えているかどうかをチェックすることができます。



■喉の衰えチェック

コップ一杯(100cc)の水を10秒以内に飲み干します。
10秒以内に飲み干せなかったり、途中でむせる場合は喉の機能が衰えている可能性があります。

お年寄りなど喉の機能が衰えていると喉頭蓋(こうとうがい)がスムーズにたおれないため、水を一気に飲むとむせてしまい上手く飲み込めません。

■喉の機能低下予防トレーニング

アゴの下に両手のこぶしを置きます。
アゴとこぶしを押し合うように力を入れます。
これを1回5秒間行い、10回繰り返すのを1セットとし、1日3セット以上行います。
この時「イー」と声を出しながら行うと効果的に喉を鍛えることができます。
また声を出すことや歌を歌うことは喉を鍛えることにもなります。

■腰痛

腰痛の多くは腰周りの筋肉が凝り固まったり傷ついたりすることで起こるといわれていますが、腰の神経が圧迫されることが原因で起こる危険な腰痛もあります。
それが椎間板ヘルニアです。
椎間板ヘルニアは腰の骨と骨の間にある椎間板と呼ばれる軟骨が飛び出して神経を刺激してしまうことで腰が痛くなったり、しびれなどの症状を引き起こす病気です。
腰痛の原因が椎間板ヘルニアの場合でも、ただの腰痛と勘違いしている人が多くいます。

■腰椎椎間板ヘルニアチェック

足を肩幅くらいに広げて立ちます。
かかとを上げてつま先立ちします。
つま先立ちの状態を10秒間維持します。
10秒間の間にかかとが着いてしまったり、ふらついたりしてしまう場合は腰椎椎間板ヘルニアになる可能性が高いです。

椎間板ヘルニアで腰の神経に障害が出てくると、ふくらはぎの筋肉がふるえてきたり、力が入らない、しびれたりして、つま先立ちをするとぐらついたり立てなかったりします。

■腰椎椎間板ヘルニアの予防トレーニング

イスに腰掛けて、上体を45度以上ゆっくり前に倒し、ゆっくり起き上がります。
これを約10往復くらい繰り返します。
10往復を1日3回くらい行います。

■睡眠時無呼吸症候群について

睡眠時無呼吸症候群とは、寝ている時に10秒以上の呼吸の停止が1時間に5回以上ある場合に診断される病気です。
睡眠時無呼吸症候群の主な原因は加齢や肥満といわれています。
睡眠時無呼吸症候群を放置すると日中の強い眠気や疲れが起こり、心不全、高血圧、糖尿病など様々な合併症を引き起こす可能性が高くなります。

■睡眠時無呼吸症候群チェック

手鏡を用意します。
斜め45度上を向き「アー」と言いながら口を大きく開けます。
「アー」と言いながら口角に小指を当て口の中を見ます。
のどちんこと舌の間が小指よりも広ければ正常です
のどちんこと舌の間が小指よりも狭い、のどちんこが全く見えない場合は睡眠時無呼吸症候群になっている可能性が高いです。