血糖値対策には有酸素運動で脂肪をへらす、筋トレで筋肉を増やし糖が多く使われるようにすると良いといわれています。
筋肉には脂肪を多く消費してくれる赤筋・体の中の糖を消費してくれ白筋・糖だけでなく脂肪も消費してくれる桃筋があります。
スロー筋トレをすることで桃色筋肉を増やすことで血糖値対策やダイエット効果が期待されています。




糖尿病患者と糖尿病予備軍を合わせると約2000万人いるといわれています。
血糖値を上げないためには、ご飯などの炭水化物やお酒を減らして糖質を制限したり、毎日ウォーキングなどの運動を行って体の中の糖や脂肪を消費することが大切です。

■血糖値を下げる運動

・有酸素運動(ウォーキングなど)
・筋力トレーニング

●有酸素運動で脂肪をへらす
脂肪は糖が筋肉に取り込まれて使われるのを邪魔するで、その脂肪を減らすことで糖が減りやすくなります。
週に5回、30分ほどの運動すると良いといわれています。

●筋トレで筋肉を増やす
筋肉は糖をエネルギーとして使うので筋肉が増えれば糖が多く使われるようになります。
週に3回、45分ほどの筋トレを行うと良いといわれています。

■筋肉について

筋肉には瞬発力の筋肉と持久力の筋肉があります。
短距離走や重量挙げのような瞬間的に大きな力を出す速筋(そっきん)と、長距離走や立って姿勢を維持するときに力を出す遅筋(ちきん)があります。

筋肉は細い筋線維の束で出来ています。
この筋線維の太さは0.08mmほどになります。
人間の筋肉は赤い筋肉の遅筋と白い筋肉の速筋の両方がほぼ半分の割合で入り交じっています。

■桃色筋肉で糖と脂肪を消費

実は筋肉には赤い筋肉の遅筋でも白い筋肉の速筋でもない桃色筋肉があるといわれています。
赤い遅筋は変わりませんが、白い速筋がほんのりピンクになったり少し濃いめのピンクになったりします。
ジワーと負荷をかけていく運動を行うと白い速筋の筋肉に変化が起こり、筋線維の中に赤いものが増えていきます。
赤いものが増えていくことによって白が桃色に見えるようになります。
筋肉が赤に見える正体はミトコンドリアで、ミトコンドリアは細胞の中にある器官で主に酸素を使って脂肪を燃やしてエネルギーを生み出します。
本来白い筋肉は糖を消費するものです。
元々白い筋肉が持っていた糖を使う力に、ミトコンドリアの脂肪を使う力も加わってダブルの効果で消費されます。
桃色筋肉は白の筋肉(速筋)の力も残しています。



■赤筋・白筋・桃筋の筋肉の働き

●赤筋
有酸素運動をするとき主に使うのは赤い筋肉です。
赤い筋肉にはそもそもミトコンドリアの数が多く体の中の脂肪を多く消費してくれます。

●白筋
ハードな筋トレを行うとき主に使うのは白い筋肉です。
白い筋肉は体の中の糖を消費してくれます。

●桃筋
スローな筋トレを行うと白い筋肉にミトコンドリアが増えて桃色筋肉になります。
すると元々の糖だけでなく脂肪も消費できるようになります。
つまり桃色筋肉は血糖値対策やダイエットにとってありがたい筋肉になります。

■超スロースクワットで桃色筋肉を作る

超スロースクワットは筋肉の量を増やす運動ではなく筋肉の質を変える運動になります。
つまり桃色筋肉に変化させることで糖と脂肪を消費するようになります。
ミトコンドリアはエネルギー源である脂肪を燃やすときに酸素を使います。
超スロースクワットを3ヶ月以上続けると、運動直後の太ももの酸素量が増え桃色筋肉が増えていることがわかります。

■超スロースクワットで血糖値を下げる方法

足を肩幅より広めに開きます。
つま先は30度くらい外に向けます。
ヒザはつま先と同じ方向に向けます。
太ももの下に手を当てて、ヒザがつま先より前に出ないようにお尻を後ろに引きます。
手を前に出し、息を止めないよう声を出して数え、90度くらいまでしゃがみます。
10まで数えながらゆっくりしゃがみ、その姿勢を維持したままさらに2秒我慢して立ち上がります。
10回→休憩→10回→休憩→10回で合計30回行います。
これを週に2回行います。
運動に不慣れな人は足を大きく開いて負荷を軽くして10回を目指すと良いです。

●高齢者や足腰に不安な人でも安全にできる方法
安定したイスを2脚用意します。
深すぎず浅すぎず座って、手前にイスやテーブルを置いて支えにして超スロースクワットを行います。

超スロースクワットで桃色筋肉が太もも前後とお尻についてきます。
日常動作で階段で足が上がりやすくなるとか、立つ座るが楽になるなどの効果が1ヶ月ほどから実感できるようになるそうです。