■ロングブレスダイエットのやり方
●ロングブレスダイエット1
お尻にエクボが出来るくらい下腹部に力を入れて真っ直ぐ立ちます。
お尻に力を入れたまま足を前後にずらします。
重心は後ろに残し身体に負荷をかけ、前足から頭まで一直線になるような体勢を取ります。
3秒で鼻から息を吸いながら腕を上に回します。
腕を下げながら、7秒で口から一気に息を吐き出します。
7秒中の前半3秒で息を吐き切り、残り4秒はお腹がが震えるぐらいキープします。
これを10秒を6回、1分間繰り返し行います。
●ロングブレスダイエット2
お腹(丹田あたり)と腰(お尻の上あたり)に手を当てます。
お尻に力を入れて真っ直ぐ立ちます。
お腹をへこませながら3秒で鼻から息を吸います。
7秒で一気に口から息を吐き出します。
このとき息を吐く時も、お腹はへこませたままで行います。
これを10秒を6回、1分間繰り返し行います。
ロングブレスダイエットでは、この2種類の呼吸法を1分ずつの2分間行います。
■ロングブレスダイエットのポイント
ロングブレスダイエットでは、服を脱いで鏡で自分の身体を確認しながら行い、視覚的にも脂肪を確認しながら行うとより大きなダイエット効果が得られます。
息を吐くときは、口が膨らむぐらい息を吐くと小顔効果が期待できます。
身体全体に力を入れるとお腹にも自然と力が入ります。
ロングブレスダイエットは、いつでもどこでもお手軽に出来るダイエット法です。
■ロングブレスダイエットと丹田とインナーマッスル
お腹の丹田(たんでん)に空気を集めるような感じで息を吐きます。
限界まで息を吐き切るときにプルプルするお腹の一部が丹田(たんでん)になります。
丹田に力を入れ、呼吸を1分間繰り返します。
おへその下にある身体の芯の部分の丹田に力を入れて深い呼吸をすることで、今まで動いていなかったインナーマッスルが動きます。
インナーマッスルとは、筋トレでは鍛えられない、身体の奥にある外腹斜筋(がいふくしゃきん)や腸腰筋(ちょうようきん)などの筋肉のことです。
インナーマッスルが動き出すことでカロリーを消費し熱が発生します。
つらい腹筋運動を繰り返すより、呼吸を行うだけのロングブレスの方が効果が期待できます。
インナーマッスルが動いてくると、体重もギューッと減ってきます。
■ロングブレスダイエットで便秘解消
ロングブレスダイエットを行うと腸内環境が良くなり、便秘改善効果が現れてきます。
腸内環境が良くなってきたということは、身体がしぼれる準備が整ったことになります。
■ロングブレスウォーキング
ロングブレスウォーキングは、歩きながら呼吸のリズムを作り行います。
普通に歩いていてもなかなかお腹は締まりません。
ロングブレスウォーキングはお腹を締めていき、身体全体を締めていくウォーキング法で、脚もウェストも細くなり、全てが締まってきます。
ロングブレスウォーキングは、通勤や買い物の間など、普段の生活の中で手軽に行えます。
■ロングブレスウォーキングのやり方
まず歩く前にロングブレスを行います。 インナーマッスルが温まり脂肪燃焼効果がアップします。
4歩で鼻から息を吸い、4歩で口から息を吐きます。
このときお腹はへこませたまま行います。
腕は後ろに振り、肩甲骨(けんこうこつ)を動かすイメージで行います。
慣れてきたら、息を吸うときの歩数は4歩のままで、息を吐くときの歩数を6歩、8歩と増やしていくと、さらに負荷がかかりダイエット効果が期待できます。
■座って行うロングブレスダイエット
イスに座りヒザとカカトをくっ付けてお尻を締めます。
お腹を引っ込めながら3秒で鼻から息を吸います。
ゆっくり15秒かけて口から息を吐きます。
このときもお腹ををへこませたままロングブレスを行います。