春の肌トラブルとしては、花粉皮膚炎、低温やけど、しもやけ、皮脂欠乏症、大人ニキビなどに注意した方がよいです。
暴飲暴食や運動不足によりAGEが増えると肌のハリやツヤがなくなってしまいます。
肌を健康にする寒天・みそ汁、シワ・たるみ解消体操をご紹介します。




■大人ニキビ

子供と大人ではニキビの出来方の原因が大きく異なります。
20代以上に多い大人ニキビは顔の下の方にできやすくなります。
思春期にできる子供ニキビは皮脂がたくさん出るおでこや鼻周りに多くできます。
大人のニキビは比較的皮脂が少ない口周りやあごに多くできます。
大人ニキビができる大きな原因のひとつがストレスです。
転職、引越し、離婚などによって生活環境が大きく変わったときなどにできやすくなったりします。

●作り笑いでストレス軽減
頬の大頬骨筋(だいきょうこつきん)が動くと脳内に快楽ホルモンであるセロトニンが分泌し幸せな気分になってストレスが発散されます。

■皮脂欠乏症(ひしけつぼうしょう)について

皮脂欠乏症(ひしけつぼうしょう)とは、皮膚の油分が減少して乾燥してひび割れてしまう症状をいいます。
中高年に多く、特に皮脂の少ないスネの部分が要注意です。
悪化すると激しいかゆみで夜も眠れないほどになってしまいます。

●皮脂欠乏症対策
肌の乾燥を防ぐために15分以上の長風呂をしない。
肌を強くこすらずやさしく洗う。
入浴後は浴室の中で化粧水で保湿する。
服を着る前にクリームを塗る。

■しもやけ

しもやけは手や足などの身体の末端の血行が悪くなり起きる炎症をいいます。
大人もしもやけになることがあります。
春先のしもやけの原因は気温差です。
昼は暖かくても朝晩が冷え、1日の気温差が10℃を超える日も出てくる春先は毛細血管にダメージが溜まりやすくしもやけになる場合が多いです。
またハイヒールなどの締め付けがきつい靴を長時間履くと、足先の血行が悪くなってしもやけを引き起こしやすくなってしまいます。

●しもやけ対策
ハイヒールが原因のときは2〜3時間に1回はハイヒールを脱いで指先を動かしたほうがよいです。

■低温やけど

低温やけどは、こたつ・カイロ・湯たんぽ・電気カーペットなど40〜50℃程度のそれほど熱いと感じない程度の熱に触れ続けることによって起こります。
ある研究によると44℃では3〜4時間、50℃では2〜3分皮膚の同じところが熱に触れ続けると低温やけどになってしまいます。
44℃とは少し低めに設定したコタツの温度ほどになります。
やけどしている自覚がないため、気付かないうちに皮膚の奥深くまで熱が入り込んでしまいます。
最悪の場合は皮下組織が壊死してしまうこともあります。

●低温やけど対策
こたつや電気カーペットをつけたまま寝るのは大変危険です。
湯たんぽを使っている人は寝るときは布団から出して寝た方がよいです。



■花粉皮膚炎(かふんひふえん)について

花粉皮膚炎(かふんひふえん)とは、花粉が顔や首に付着してかゆみや痛みが出る症状をいいます。
鼻や目に花粉症の症状が現れない花粉症の自覚がない人でも、皮膚にだけ症状が出る場合もあります。
目の周りや首などの皮膚が薄い部分は、かき過ぎるとシミになってしまう場合もあります。
花粉皮膚炎は男性よりも女性に起こりやすいといわれています。
女性は男性よりも皮膚が薄くて肌を守る皮脂も少なく、毎日のメイクやメイク落としで皮膚のバリア機能が弱まっている可能性があります。

●花粉皮膚炎対策
花粉シーズンに外出するときは防止やメガネ、マスク、ストールなどで出来るだけ肌の露出を抑えた方がよいです。

■パソコンでも日焼けする

パソコンの画面から出るブルーライトが肌の奥深くにあるコラーゲンやヒアルロン酸を破壊すると考えられています。
1日8時間を計4日間パソコンの前にいると、屋外で20分の日焼けをしたのと同じダメージがあるといわれています。
パソコンの画面に保護フィルムを貼って少しでもブルーライトを抑えた方がよいそうです。

■AGEが肌トラブルの原因になる

AGEとは、人の体を作っているタンパク質に糖がくっついて生まれる老廃物のことをいいます。
体の中にAGEが蓄積すると肌の弾力を保つコラーゲン線維が硬くなり、肌のハリやツヤがなくなってしまいます。
さらには肌のくすみの原因にもなってしまいます。
AGEは暴飲暴食や運動不足など不摂生な生活をしていると増加します。
そのためAGEは蓄積レベルをみればどんな生活を送っているかがわかることから生活習慣の成績表ともいわれています。

■鼻のかみ過ぎがシミの原因になる

肌を守っている角質層はラップほどの薄さしかなく、ティッシュでこすり過ぎると炎症を起こして肌が黒ずんでしまいます。

■肌のためには夜12時前に寝た方が良い

皮膚の新陳代謝は基本的に夜の間にしか行われません。

■寒天・みそ汁で肌を健康にする

みそ汁は1日3回飲んで欲しいほど肌に良い食べ物です。
大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た働きがあり、コラーゲンを作ってくれて肌にハリを与えてくれます。
寒天は食物繊維が豊富で便秘を改善して肌を健康にしてくれます。

■シワ・たるみ解消体操

背筋を伸ばして真っ直ぐ前を向きます。
ゆっくりと顔を上げて天井を見上げます。
天井にキスをするような口を作り10秒間キープします。
ゆっくり顔を正面に戻します。
人差し指と中指でアゴを内側に押し込んで5秒間キープします。
これを1回として1日3回行います。
口の周りにある口輪筋(こうりんきん)と首の前側にある広頸筋(こうけいきん)を鍛えると血行や代謝が良くなって肌の老化の進行を遅らせてトラブルに強い肌が期待できます。