肩甲骨と肩こりには大きな関係があり、肩甲骨を普段から動かしていないと肩こりが悪化すると考えられています。
肩甲骨を動かさないと周りの筋肉が硬くなり肩甲骨も動きにくくなってしまいます。




■肩甲骨(けんこうこつ)について

肩甲骨(けんこうこつ)は腕と胴体を結ぶ三角関係の骨で、体とは鎖骨の部分でつながっています。
そのため上下左右に自在に動くことができます。
肩甲骨を動かすことで腕を上げたり回したりすることができます。
しかし普段の生活では肩甲骨を積極的に動かすことはなかなかありません。
肩甲骨を動かさないと周りの筋肉は次第に硬くなり、それに合わせて肩甲骨も動きにくくなってしまいます。
これが肩こりを悪化させる負のスパイラルになります。

■肩こりチェック

両手の甲を前に向け、腕を少し開いて立ちます。
腕を真っ直ぐに伸ばしたまま両腕を背中の方へ寄せていきます。
親指同士がつけば問題ありません。
このとき指をつけようとヒジが曲がらないようにし、ヒジを真っ直ぐ伸ばしたまま行います。
痛みが出たらすぐに中止して無理に行わないようにしましょう。
このチェックでは肩甲骨を内側に寄せられるかを診断します。
指がつかなければ肩甲骨が固まっていて肩こりになりやすい状態と診断できます。

■輪ゴムを使った肩こり改善法

肩幅の長さに合わせて輪ゴムを6〜10個つなげます。
腕を曲げて輪ゴムがたるまないよう胸の前で両手で持ちます。
脇を締めて腕を身体にぴったりつけます。
輪ゴムを引っ張り両手をゆっくり広げます。
広げたら10秒間止めて、手をゆっくり戻します。
これで1回、10回を1セットとして1日3セット行います。
ポイントは肩甲骨を背中の中央に寄せて下に引っ張るようなイメージで行うことです。
これにより緊張していた僧帽筋(そうぼうきん)が自然と緩み肩こりが緩和されます。
5日間行うだけでも肩こり改善効果が期待できます。

■肩こり治療の名医(2017年12月時点)

長野県北安曇群 北アルプス医療センター
あずみ病院 院長
畑 幸彦(はた ゆきひこ)先生
肩関節治療のエキスパートとして年間250件以上の手術を執刀し、約3万人以上の患者さんを救ってきた肩こり治療の名医です。
日本肩関節学会の副理事長としても尽力しています。