誤嚥性肺炎とは誤嚥によって細菌が食べ物や唾液などと一緒に肺に入って炎症を起こす病気をいいます。
隠れ誤嚥とは睡眠中に細菌を含んだ唾液を気付かずに誤嚥することをいいます。
誤嚥性肺炎の予防体操で飲み込む力・喉の力を鍛えて誤嚥性肺炎を予防、葉酸が足りなくなると飲み込む力が低下。




■誤嚥

誤嚥には顕性誤嚥(けんせいごえん)と隠れ誤嚥があります。
顕性誤嚥(けんせいごえん)とは、食べ物や飲み物などをむせてしまい明らかに自分で誤嚥したと分かる誤嚥をいいます。
隠れ誤嚥とは、気付かないうちに無意識に唾液などが気管に落ちてしまい起こる誤嚥をいいます。
実際に誤嚥性肺炎を起こす人の約7割は隠れ誤嚥といわれています。
高齢者は喉の感覚が低下するため、誤嚥しても気付かない場合があります。
歯周病がる人が歯周病菌と共に肺に入り肺炎を起こす場合もあります。

■誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)について

誤嚥とは、食べ物や飲み物、唾液などが食道ではなく誤って気管の方へ入ってしまうことをいいます。
誤嚥を繰り返すと細菌が食べ物や唾液などと一緒に肺に入って炎症を起こすことがあります。
それが誤嚥性肺炎です。
誤嚥性肺炎で亡くなる人の約99%が65歳以上の高齢者といわれていて老人性肺炎とも呼ばれています。

■隠れ誤嚥

誤嚥は食事中に起こると思われがちですが、睡眠中に細菌を含んだ唾液を気付かずに飲み込むことで起こることもあります。
これを隠れ誤嚥といいます。
隠れ誤嚥の原因は年齢と共に飲み込む力が落ちることにあります。
飲み込む力を低下させる喉の力の衰えは40代から始まるといわれています。
喉の力の衰えは喉仏の位置が下がることで分かります。

睡眠時無呼吸症候群で呼吸が止まってしまうことがあると、苦しいために横向きやうつ伏せで寝ることがありますが、この姿勢だと胃の中の食べ物が逆流しやすくなってしまいます。
胃は構造上左側に膨らんでいるため体の左側を下にして寝ると食べ物や胃酸などは逆流しにくくなります。
逆に体の右側を下にして寝ると胃のふくらみが浅いため食べ物などは逆流しやすくなります。

アルコールを飲むと喉の力を弱らせてしまいます。
そのため逆流した食べ物などが気道に入るのを防ぐことが出来ずに誤嚥を起こしやすくなってしまいます。



■葉酸で誤嚥予防

葉酸が足りなくなると飲み込む力が低下する場合があります。
葉酸は熱に弱く水に溶けやすいため生のまま食べるのがおすすめです。
葉酸を含む食材には、ホウレンソウ、キャベツ、イチゴ、アボカドなどがあります。

■誤嚥性肺炎の予防体操1

両手の親指をそろえてアゴの下に当てます。
アゴと親指で押し合うように力を入れ、口を横いっぱいに広げて「イー」と声を出します。
1回10秒を1日5セット行います。
喉の筋力が鍛えられ誤嚥しにくくなります。

■誤嚥性肺炎の予防体操2

口を開けて舌を上下左右に大きく動かします。
1回10秒を1日5セット行います。
舌の多くの筋肉が鍛えられ飲み込む力がアップします。

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