深い呼吸ができれば美肌で若々しくなり、激しい運動をしなくても自然と痩せやすい体になったり、免疫力がアップして病気知らずの体になるといわれています。
呼吸が浅くなっている人は息を吸うことは出来ても、しっかりと吐くことが出来ていません。
吐き切る呼吸を意識していくととても元気になります。




■体に良い呼吸

体に良い呼吸の回数は1分間に12回〜20回といわれています。
1回の呼吸に3〜5秒の時間をかける深い呼吸をすることが必要になります。
呼吸の深さは健康や美容に大きな関係があるといわれています。

■深い呼吸の健康効果

・肌がキレイになり若々しくなる
・自然と痩せやすい体になる
・免疫力がアップして病気にかかるにくくなる

人間の体は酸素を使ってエネルギーを作って動いています。
深い呼吸をするとたくさんの酸素を体の中に取り入れることができます。
すると新陳代謝が上がり痩せやすい体になったり、新しい皮膚ができて肌がつややかになったりします。
また内臓が活発に動くようになるので免疫力も上がり病気になりにくい体になります。
体の隅々まで酸素が行くと筋肉の疲労回復が早くなり、肩こりや冷え症も良くなる効果が期待できます。

■スマホなどのデジタル機器が浅い呼吸の原因

スマホなどを行うと猫背になり、呼吸や換気が上手くいかなくなり呼吸が浅くなってしまいます。

■深い呼吸に大切な、息がしっかり吐けているかチェック

ティッシュペーパーを1枚用意します。
ティッシュペーパーの端を持ち、顔の下半分を覆うように掲げます。
このときティッシュペーパーは顔から10cmほど離します。
大きく息を吸ってからティッシュペーパーを揺らすようにゆっくりと息を吐き続けます。
吐き切った後から、もうひと吐きします。
肺から空気を搾り出すように息を吐きます。
このもうひと吐きができるかどうかが重要になります。
最後のもうひと吐きができない場合は浅い呼吸の可能性が高いです。
他にも途中でティッシュペーパーが揺れなくなったり、息を吐いている途中でむせたしまったりする場合も浅い呼吸になっている可能性があります。

■意識して息を吐き切ることが健康に重要

私たちは普段何気なく呼吸をしていますが、このとき肺の機能のうちごく一部しか使えていません。
だからこそ意識して息を吐き切ることが健康で見た目も若々しい体になるためにとても重要になります。

運動不足の人、高齢者、病気を持っている人のひずみが浅い呼吸として現れます。
吸うのは簡単ですが、吐く時に意識が向いていないので、吸えるけど吐けないという人が多くいます。
息を吐く・吐き切るということがとても大事になります。
深い呼吸の重要なポイントは息を吐き切ることです。



■横隔膜と胸郭

深い呼吸をするのに重要なのが肺の動きに関係する横隔膜と胸郭です。
横隔膜は肺を下から押し上げるポンプのような役割をする筋肉です。
横隔膜は運動不足や加齢などで硬くなってしまいます。
すると肺を動かす力まで弱まってしまいます。
横隔膜の動きが悪くなると肺の上だけしか動かないので浅い呼吸になってしまいます。

胸郭は肺を取り囲んでいる骨のことをいいます。
呼吸をすると横隔膜と同時に胸郭のまわりの筋肉も動き、胸を広げて肺がふくらむのを助けます。
この筋肉が硬くなると胸郭の動きが悪くなり、肺に十分な酸素を取り込めなくなってしまいます。

胸を張り胸郭を開いて深呼吸すれば自然と深い呼吸ができます。
肺の周りを柔らかくすると胸郭と横隔膜が動きやすくなり深い呼吸ができるようになります。

■深い呼吸が身につく体操

・胸郭のまわりの筋肉と横隔膜を柔らかくする体操
・胸郭を広げる体操

●胸郭のまわりの筋肉と横隔膜を柔らかくする体操
足を肩幅よりも少し広く開き、つま先の角度を45度にして立ちます。
大きく胸を張って背筋を伸ばし、ゆっくりと息を吸います。
ゆっくりと息を吐きながら尾てい骨を両足のカカトの間に向かってゆっくりと下ろしていきます。
このときできるだけ息をゆっくり吐くのがポイントになります。
無理せずできる範囲で腰を下ろしたら、両手で太ももを3回たたきます。
ゆっくり息を吸いながら立ち上がり、最後に息を吐きながらお尻を3回叩きます。
このしゃがんで立っての繰り返しを1日2〜3セット行います。

太ももやお尻を軽く叩くとアドレナリンの分泌が促され、全身の代謝や血流がアップしてダイエット効果も期待できます。
血流が良くなれば、よりいっそう全身の筋肉も柔らかくなり、さらに胸が広がりやすくなります。

●胸郭を広げる体操
足を腰の幅くらいに開いて立ちます。
手を後ろで組み手の平を合わせます。
ここで一度大きく息を吐き、続いてできるだけゆっくりと息を吸いながら両手を下にぐっと伸ばします。
手は後ろで組んだまま右足を前に出して息を吐きます。
続いて息を吸いながら重心を前に移動させます。
このとき左足のカカトは浮かせます。
手をできるだけ後ろに伸ばしながら胸を開き5秒間キープします。
この間息を止めず軽く呼吸を続けます。
足を変えてもう一度行います。
毎日左右1回ずつ行います。
この体操で自然と胸郭が広がり深い呼吸ができるようになります。

■腹式呼吸トレーニングで深い呼吸を身に付ける

仰向けに寝て、お腹の上に本を1冊置きます。
4秒かけて鼻から大きく息を吸い込みます。
このときおなかで本を持ち上げるように意識します。
吸い終わったら8秒かけて口からゆっくり息を吐きます。
ここではおなかで本を下げるように意識します。
休憩時間や就寝前など、1日3回程度行うことで深い呼吸が身に付きます。