やる気が出ない、続かないという人は脳をだますことが大事になります。
三日坊主タイプの人は集中すると嫌になるのでスロートレーニングなど他の事をしながら脳と筋肉をだましながら行うと筋力・免疫力アップにつながります。
テレビを見ながら、家事をしながら、仕事をしながらスロートレーニングで筋肉を刺激することが大事になります。




■体力作りの必要性

体力が低下すると長時間動けなくなったり、筋力が低下して足腰が弱くなったり、かぜや重篤な疾患にかかりやすくなり、最悪の場合は命を落とす危険もあります。
体力作りは健康に生きていくために欠かすことができません。

普段から体力作りをしていない人にとって体を動かすことは非日常な行動です。
疲れた、お腹が空いたなどの言い訳をつけては普段の楽な生活に戻ってしまいがちです。

■脳ポリスが三日坊主の原因になる

普段やらないことをやるについて脳は臆病であり、体力が必要になればなるほど脳は臆病になりブレーキをかけます。
このブレーキのことを脳ポリスといいます。
脳ポリスは脳のストレスに反応して行動を制御するブレーキ役のことをいいます。
脳は入浴や歯磨き、家事などいつも行っていることに対しては慣れているのでストレスを感じません。
しかし新しい物事に対しては、どうやったら上手くいくのかなど色々考えることが脳のストレスになるため、脳ポリスが反応して体に無理させまいと本人の知らぬ間にブレーキをかけてしまいます。
そのため高いモチベーションがなければ能を使わなくてもいい普段の生活に逆戻りしてしまいます。
これが新しいことが続かず三日坊主になる理由です。
しかし脳ポリスはだまされやすいので、脳ポリスをだましながら体力を作ることがポイントになります。

■普段の生活の中に体力作りを紛れ込ます

トレーニングをするときは、他に集中できる事と組み合わせれば脳ポリスをだますことができます。
つまり普段の生活の中に体力作りを紛れ込ませれば、脳が気付かずに体力作りを続けることができます。

■スロートレーニングで筋肉をだまし体力作り

体を動かすと脳にある脳下垂体から体力作りに欠かせない成長ホルモンが分泌されます。
通常は筋肉に70%以上の負荷を与えないと分泌されませんが、ゆっくりした動きのスロートレーニングなら30%の負荷でも成長ホルモンが分泌されます。

筋肉は力を入れると圧力で血管が圧迫され虚血状態になります。
その際ゆっくりした動作で長く筋肉内の血流を制限すると、そこに代謝物が溜まり激しく動いたと体が勘違いします。
脳下垂体から成長ホルモンが分泌され筋肉が増強し代謝が促進されます。

また目標を設定するのも大事になります。
いきなり高みを目指すと上手くいかないので、回数・目標体重など設定を低くして行った方がよいです。



■だまトレ

ポイントは、普段からルーティンで行っている事とトレーニングのチャンスが多いことです。

●下半身の筋力と柔軟性アップのだまトレ
花の水やりなどをしながら行うとよいです。
足を前後に開き、正面を向いて左右に手を振ります。
右から左へ3秒、左から右へ3秒ゆっくり振ります。
往復1セットで1日6セット行います。
腹部のインナーマッスルが刺激され、腰痛や便通の改善、ウエストを細くする効果も期待できます。
普段使っていない足の関節を動かすので柔軟性がアップします。

●股関節の筋力アップのだまトレ
イスでのパソコン作業などをしながら行います。
3秒でひざを上げて3秒間キープします。
3秒でひざを下ろします。
片足3セットずつ行います。
続けることで転倒防止や足腰の冷え改善につながります。

●背中・肩の筋肉強化のだまトレ
両肩を3秒かけて回し、胸の開いた状態で3秒間キープします。
3〜6セット行います。
続けることで猫背の予防や肩こり改善につながります。

●腹部のインナーマッスル強化のだまトレ
テレビなどを見ながら行います。
3秒かけて息を吸います。
3秒かけて息を吐きます。
吐く時はお腹を出きるだけへこませてキープします。
5〜6セット行います。

さらにお腹をへこませたまま、右から左へ4〜5秒、左から右へ4〜5秒、左右に身体を振ります。
腰痛改善、お腹周りの引き締めにつながります。

これをお風呂の中で行えば、体幹部の筋力強化や免疫力アップにつながります。

■だまトレ、ながら運動で認知症予防

だまトレ、ながら運動は複数の課題を同時にこなすことになり、脳の広い範囲を同時にバランス良く働かせることにつながります。
このことは認知症の予防にも役立ちます。