熱中症は屋外で発症する人が多いといわれますが、熱中症で死亡する人の約9割が室内で発症しています。
人は1時間で最大2Lもの汗をかきます。
麦茶などで水分補給をするときは常温で飲んだほうが胃腸にかける負担が小さくなります。
屋外で熱中症を発症する人はすぐに良くなりますが、屋内で徐々に発症する場合は治りも悪く亡くなる人もいます。




■麦茶で熱中症予防

麦茶には水分補給だけでなく、汗で失われたミネラルも補給することができます。
さらにカフェインを含んでいないため利尿作用ないため身体から水分を失うことがありません。
また香り成分ピラチンには水分を失って流れにくくなった血液をサラサラにしてくれる効果もあります。
麦茶は熱中症予防に最適な飲み物でもあります。

■保冷剤で首を冷やし熱中症予防

タオルで巻いた保冷剤で首筋を冷やします。
首の前側の少しわきの所を冷やすと効果的とされています。
ここは太い静脈が身体の表面近くを走っているので、ここを冷やすと血液が冷え、冷えた血液が身体全体を冷やしてくれます。

■ぬか漬けで熱中症予防

熱中症対策で重要な水分やミネラルは腸で吸収されます。
そのため腸内環境を良くしておくことはそれらの吸収効果を高めることにつながります。
腸の健康は体温調節を司る自律神経や免疫とも大きな関係があります。
ぬか漬けなどの発酵食品には腸の機能を高めてくれる乳酸菌が豊富に含まれています。
発酵食品で腸内環境を整えることが熱中症予防につながります。

■うなぎの健康効果

うなぎは夏のスタミナ食の定番とされていますが、免疫力を高めるビタミンAの含有量は食材の中でもトップクラス、疲労回復効果のあるビタミンB1も豊富に含まれています。

■労作性熱中症

屋外や炎天下で身体を動かすなどして発症するのを労作性熱中症といいます。
若者や中年の男性に多く発症しがちです。
数時間以内に急に熱中症になりますが、すぐに良くなります。

■非労作性熱中症

非労作性熱中症は屋内で徐々に発症するので、治りも悪く亡くなる人もいます。
熱中症で亡くなる人の約9割が室内で発症しています。



■高齢者は熱中症になりやすい

年齢を重ねるとエアコンを使わない人が多くなります。
高齢になると暑さを感じにくくなり熱中症の大きな原因となります。
皮膚には暑さを感じる感覚器がありますが、高齢になると暑さを感じる感覚器が衰えて暑さを感じにくくなってしまいます。

高齢者と若者は基礎代謝が違います。
身体が作り出す熱量が、若者は多いですが高齢者は少なくなります。
そのため高齢者は暖かい環境の方がむしろ心地良いと感じてしまいます。
暑さを感じていなくても身体は熱気にさらされています。
また高齢者は汗をかく量も減ってしまいます。
高齢者は身体を冷やす機能が衰えている分、熱中症になりやすくなっています。

■温湿度計を室内に置いて室内状態を見えるようにする

温湿度計を室内に置いて、温度・湿度を見えるようにすることが熱中症予防に大事になります。
気温28℃・湿度70%を超えるようであれば迷わずエアコンをつけるようにした方が良いです。

キッチンでは煮込んだりする料理は温度だけではなく湿度も上がるので要注意です。

■夜間睡眠中に起こる熱中症

夜間は外の気温は下がりますが室内は暑いままだったりします。
寝室が2階で屋根の直下だと暑い室温が高くなりがちです。
古い住宅だと断熱材がほとんど使われていないので屋根が太陽の熱を吸収し、最上階の天井が温められて夜になっても放熱し続けるため室温を上昇させてしまいます。

日中に日差しが強かった場合は、寝室でエアコン賢く使うのが大切になります。
エアコンはつけっぱなしにした方が良いそうです。
エアコンが切れた後に部屋の温度が上がり夜中に目が覚めて質の良い睡眠がとれなくなると、次の日に熱中症になりやすくなってしまいます。
設定温度を27〜28℃の高めに設定し、風を直接身体に当てないようにして朝までつけっぱなしにした方が良いです。

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