朝しっかり太陽の光を浴びることでメラトニンの分泌量がアップして骨粗しょう症の予防改善につながります。
高齢者が足の付け根(大腿骨頸部)の骨折を起こすと元通りになるのは困難で、骨折した人の約4割が歩けない状態におちいっています。
歳を重ねても健康に過ごすためには転倒しない丈夫な骨を保つことが大切といわれています。
私たちの体の中には100種類を超えるホルモンが作られ、ホルモンが正常に分泌されることで身体の調子が整えられています。




■骨粗しょう症について

高齢者の骨折の最大の原因は骨がスカスカになる骨粗しょう症と考えられています。
骨粗しょう症とは、カルシウム不足などが原因で骨密度が低下していき骨がもろくなってしまう病気です。
健康な人の骨は内部がぎしっしり詰まっていますが、骨粗しょう症になると内部がスカスカで折れる寸前の状態になってしまいます。
そのためちょっとした衝撃でも骨が折れてしまいます。
骨の量は20〜40歳が最大で、その後は加齢と共に低下していきます。
骨粗しょう症は痛みなどの症状がないため病気の存在に気付きにくく、知らず知らずのうちに手遅れになってしまうこともあります。
60歳を超えたら骨粗しょう症は誰の身に起きてもおかしくないといわれています。

■骨の老化メカニズム

骨は古い骨が壊れて新しい骨ができるというサイクルを繰り返しています。
1年間で約1割の骨が新しい骨に入れ替わっています。
しかし歳を取ると骨の細胞のバランスが崩れて骨を壊す細胞が必要以上に活性化してしまいます。
骨を壊す細胞が活性化し過ぎると新しい骨作りが間に合わず減ってしまいます。

■メラトニン

メラトニンは脳の中で作られホルモンで、夜に多く分泌されます。
メラトニンは睡眠を促すホルモンでもあります。
メラトニンは日中はほとんど分泌されていませんが、夜の10時頃から急速に増えて午前4時頃にピークを迎え、朝の10時くらいには分泌されなくなります。
メラトニンは夜にしっかり分泌させることが大切になります。

■メラトニンの健康効果

・骨の老化防止
・抗酸化作用
・認知症の予防

メラトニンは抗酸化作用があり、老化防止効果があります。
その他にも認知症の予防効果があります。
メラトニンには骨粗しょう症の予防に役立つことが期待されています。



■メラトニンの骨粗しょう症予防効果

メラトニンが骨を壊す細胞の活性化を抑える効果があることが分かってきています。
骨を溶かす物質は塩酸で、普段は破骨細胞が適量の塩酸を分泌して骨を溶かしています。
破骨細胞が何らかの原因で活性化してしまうと、過剰に塩酸が分泌されて骨が余計に溶けてしまいます。
活性化した破骨細胞を鎮めてくれる物質がメラトニンです。

■メラトニンを十分に分泌させるポイント

・光を浴びる時間帯
・光を浴びる量

●朝に太陽の光を浴びることが大切
朝に太陽の光を浴びることで体内時計がリセットされ、メラトニンは14〜16時間後に分泌されます。
夜11時頃に寝る人は、朝7〜9時頃に太陽の光を浴びることで夜にメラトニンがしっかり分泌されます。

●光を浴びる量
浴びる光の量が多いほど分泌されるメラトニンの量も多くなると考えられています。

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