夏場は脱水が起こりやすく脳梗塞や腎臓病を引き起こしやすくなります。
脱水状態で赤血球が固まる凝集塊が出来て脳の血管に詰まり脳梗塞を引き起こしてしまうことがあります。
細い血管で起こると熱中症のような症状が起こるラクナ梗塞が起こります。
脱水により尿毒素などの老廃物が溜まると腎臓病が起こりやすくなります。
そのほかにも脱水により腎結石が起こりやすくなります。




■脳梗塞について

脳梗塞とは、高血圧や動脈硬化による血栓などが原因で血管が詰まり脳の神経細胞が死んでしまう病気をいいます。
寝たきり、後遺症による長期のリハビリ、最悪の場合は死に至る危険な病気でもあります。

■気温が32℃を超えると脳梗塞の死亡率が急上昇する

脳梗塞は血圧の上がりやすい冬に多いと思われますが、実は夏場が一番多くなっています。
夏の脳梗塞の主な原因は脱水にあります。
脱水状態になると赤血球が固まる凝集塊が出来てしまい、これが脳の血管に詰まり脳梗塞を引き起こしてしまうことがあります。

■ラクナ梗塞

熱中症のような症状になるのは、脳に入っていく細い糸のような血管が凝集塊などで詰まるラクナ梗塞です。
ラクナ梗塞ではない太い血管が詰まる脳梗塞は周りにある多くの神経細胞が死滅してしまうため、半身麻痺、意識障害、ろれつが回らないなど大きな症状が起こります。
細い血管が詰まるラクナ梗塞は死んでしまう神経細胞が少ないので熱中症のような小さな症状しか出ない場合があります。
ただし小さなラクナ梗塞を放置してしまうと手足の麻痺が起こり歩けなくなる場合もあります。

■脱水の目安

・体重の2%:軽度
・体重の5%:中等度
・体重の7%以上:高度

●軽度の脱水の症状
のどの渇き、だるさ

●中等度の脱水の症状
口の中が渇きねばねばする、尿量が少なすぎる

●高度の脱水の症状
意識がもうろうとする、血圧低下

■脱水予防のポイント

・就寝前にコップ1杯の水を飲む
・お酒の飲み過ぎは避ける
・汗をかいたときはしっかり水を飲む

1日の水分摂取量は1.5L以上が理想とされています。



■脱水と腎臓病

糸球体が血液をろ過して老廃物や余分な水分が尿となり出てきます。
夏に腎臓病が多い原因は脱水にあります。
脱水状態になると血液量が減り血圧が低下します。
血圧が下がると血液をろ過する圧力が低下して尿毒素などの老廃物が溜まってしまいます。
尿毒素が溜まった状態が急性腎障害と呼ばれる状態になります。

■脱水による腎結石(じんけっせき)

脱水状態になり体内の水分量が減ってしまうと、老廃物の量は変わらないまま水分量が減るため尿が濃くなります。
すると腎臓の中でカルシウムと老廃物であるシュウ酸などが結合しやすくなり腎結石(じんけっせき)が出来てしまいます。
腎結石が大きくなったり尿管に詰まると激痛が起こります。
大きさによっては失神するほど強烈で地獄の苦しみともいわれています。

■夏場の頻尿と腎臓病

腎臓は体内の水分量を調整する働きもあります。
それが尿細管という場所です。
この部分が衰えてしまうと頻尿が起こったりします。
そうなると尿を濃くすることが出来ず必要な水分も排出されるため夜にトイレに行く回数が増えてしまいます。
夜トイレに行くのを減らそうとして就寝前に水を飲まない、しかし頻尿でトイレには行く、夏場の暑さで汗をかく、これを繰り返していると脱水状態になり血液がドロドロになっていきます。
すると腎臓に老廃物が溜まり腎臓病になりやすくなってしまいます
さらには脱水のため夏の明け方は一番脳梗塞を起こしやすいといわれています。

■体の脱水チェック

朝起きた時の体重が夜寝る前よりも0.5kg以上減っている場合は脱水そている可能性があります。

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