夏場の水分補給は塩分摂取も大切になります。
柑橘類は夕方以降に摂ることで紫外線による肌への悪影響予防になります。
ウナギは山椒と一緒に摂ることで胃腸のトラブル予防につながります。
虫よけスプレーは服の上からもかけることが大切。
夏場は濡れたタオルで汗をふくことで熱中症予防につながります。
水出し麦茶は4日で飲みきることが食中毒予防などにつながります。




■水出し麦茶は4日で飲みきる

家庭で作った麦茶は冷蔵庫で保管していても、長く保管していると下痢や嘔吐、最悪の場合は食中毒を引き起こす可能性があります。
自分で作る水出し麦茶は4日ほどで菌が繁殖してしまうおそれがあります。
煮出し麦茶をパックから煮出して冷めるまで放置すると、菌が繁殖してしまう可能性があります。
菌が繁殖しやすい温度は30〜40℃で、煮出した後に冷ましている間に菌が繁殖するおそれがあります。
さらに冷蔵庫で保管していても、わずか3日で菌が繁殖するおそれがあります。

●菌が繁殖しにくい麦茶の作り方
容器を熱湯消毒します。
煮出したらすぐに粗熱を取ります。
氷水や流水につけて一気に粗熱を取れば、菌の繁殖を抑えることができます。

■夏場は濡れたタオルで汗をふく

乾いたタオルで汗をふくと熱中症になる可能性があります。
夏の暑い日や運動直後は身体の熱が溜まり熱中症になりやすくなります。
そのため濡れたタオルでべたべたした汗をふきとり皮膚に水分を与えることで液体が蒸発するときに熱を奪う気化熱を利用します。
街中で汗をかいたときはウェットティッシュや水で濡らしたタオルを使用すると良いです。
冷たいタオルよりも温かい人肌ていどのタオルでふく方が身体の熱をうまく奪ってくれます。

■虫よけスプレーは服の上からもかける

虫よけスプレーなどは露出している肌だけではなく服の上にもかけた方がよい。
蚊は6本構造の長いくちばしを持っていて、長さは約2mmにもなります。
肌を切り開く2本、切り開いた状態を支える2本、血液をかたまりにくくする唾液を流し込む1本、血を吸い上げる1本となっています。
そのため薄手の服だと口を差し込むことができます。
蚊が怖いのは感染症を媒介してしまう危険性があることです。



■ウナギは山椒と一緒に摂る

ウナギは脂質が多いので消化に時間がかかり胃に負担がかかってしまい逆に夏バテを引き起こしてしまうおそれがあります。
食べ物を分解する胃酸の分泌量は年齢と共に減っていくため、ウナギなどの脂の多い料理は胃の負担につながり夏バテを引き起こしてしまうこともあります。
ウナギには疲労回復に良いビタミンB1、生活習慣病予防にもつながるビタミンEなどが豊富に含まれています。
山椒(さんしょう)にはサンショウオールという辛味成分が含まれていて、胃腸の働きを活発にしてウナギの脂の消化助けてくれ、夏の食欲不振の予防効果もあります。
ただし刺激が強いのでかけ過ぎには要注意です。

■柑橘類は夕方以降に摂る

オレンジなどに含まれるソラレンは紫外線を吸収しやすくしてしまう性質があります。
主に柑橘類の実や皮に含まれています。
ソラレンを含む食品を食べると、約2時間後にはより紫外線を身体が吸収しやすい状態になると考えられています。
さらには7時間近く紫外線を吸収しやすい状態が続くといわれています。
ソラレンを含む柑橘類には、オレンジ、グレープフルーツ、レモンなどがあり、セリ科のものには、セロリ、パセリ、パクチーなどがあります。
ソラレンを含む食材は、肌のためには夕方以降に食べると良いです。

■夏場の水分補給は塩分摂取も大切

夏場の汗は水分だけではなく塩分も同じように失っていきます。
しかし水分だけを補給しても塩分はなくなっていきます。
大量の水を摂取することで血液中のナトリウム濃度は低くなっていき水中毒を引き起こす危険があります。
水中毒とは水の飲み過ぎをいいます。
脳がブヨブヨになる脳浮腫の状態になり、意識を失い呼吸停止や死亡することもあります。
血液中のナトリウムがほんの少し減少するだけでも水中毒は発症します。

初期症状としては、身体のだるさ、頭痛、嘔吐など熱中症と同じ症状が起こります。
脱水の場合は脈が速くなりますが、水中毒は変わりません。
水中毒の場合は、けいれんの症状が出やすくなります。
脱水の場合は水が身体から無くなってしまうので体重が減りますが、水中毒の場合は減りません。

夏場はスポーツドリンクを摂った方がよいといわれていますが、スポーツドリンクでも水中毒を引き起こす危険があるので注意が必要です。

●正しい水分補給の仕方
適量の水分をこまめに摂る。
コップ1杯の水を1時間おきに飲みます。
同時に塩分の補給も行います。
塩飴や塩のタブレットで予防すると良いです。