亜鉛には細胞の新陳代謝を助けて全身の健康を保ってくれる働きがあります。
亜鉛は吸収率が低く不足しやすいため意識して摂る必要が有ります。
亜鉛が豊富に含まれているカキの摂り方次第では、さらに健康効果をアップすることができます。




■ミネラルについて

私たちの骨や筋肉を構成するミネラルはエネルギー源となる炭水化物・脂質・タンパク質の3大栄養素の代謝を助けてビタミンと並んで生命維持に欠かせない栄養素です。
ミネラルは体内で合成することができないため、食べ物などから摂取する必要があります。

■亜鉛の働き

私たちの体の中には2000種類以上の酵素があり、それが生命の活動に関与しています。
酵素は取り入れた栄養素を消化吸収し体内の各所でそれぞれ必要な役割を働きかける生命の源でもあります。
亜鉛は300種類もの酵素の材料となり、主に細胞の新陳代謝を助け、肌・毛髪・内臓・骨・筋肉・脳など全身の健康を保ってくれます。
また亜鉛は性ホルモンとも密接な関係があり、男性ホルモンの材料となり、女性ホルモンの分泌を促してくれます。

■亜鉛は不足しやすい

亜鉛の吸収率は低く、腸管からは約30%しか吸収されず約70%は体外に排出されてしまいます。
また亜鉛は水溶性のため、多くは汗で流出してしまいます。
さらにストレスを受けると大量に消費されてしまうといわれています。
日本人の推計30〜40%が亜鉛不足だと考えられています。

■カキの亜鉛

カキには冬に旬を迎える真ガキと夏に旬を迎える岩ガキがあります。
カキには亜鉛が豊富に含まれています。
亜鉛は、肉類、海産物、チーズ、卵などに多く含まれますが、その中でもカキにはダントツの含有量を誇ります。

●カキとレモン
カキとレモンは理想的な食べ方で、レモンのクエン酸やビタミンCが亜鉛の吸収率をアップしてくれる効果があります。

●カキのニンニク料理
ニンニクに豊富に含まれるビタミンB6には亜鉛の大敵ストレスを軽減してくれ、吸収した亜鉛が正常に働くようにサポートしてくれる働きがあります。

●カキのあおさ揚げ
カキには胴という必須ミネラルも含まれ、あおさにはマンガンという必須ミネラルが含まれています。
亜鉛・胴・マンガンの3つのミネラルは体内で抗酸化能力を持つ酵素の材料になります。
免疫力アップや動脈硬化などの生活習慣病予防の効果が期待できます。

●カキ飯
亜鉛は水溶性のため煮たりすると水に溶け出してしまいます。
カキ飯だと米が溶け出た亜鉛を吸収するので余すことなく亜鉛を摂取することができます。



■低亜鉛血症

亜鉛は細胞の老化に対して再生を促進する働きがあります。
亜鉛は多ければよいというのではなく、足りないことが問題になります。
低亜鉛血症になると全身の至るところに様々な症状が起こります。
低亜鉛血症の典型的な症状として味覚障害があります。
亜鉛が不足することで細胞が生まれ変わりが進まず味覚障害におちいってしまいます。
重症化すると何を食べても味がしないといったことが起こったりします。

亜鉛は神経細胞の再生にも関わっているため、不足すると抹消神経に影響が出てしびれが出ることがあります。

亜鉛はホルモンの生成にも影響しているので、亜鉛が不足すると精神症状にも影響してきます。

■亜鉛不足の原因

・加齢
・インスタント食品
・極端な食事制限

●加齢による亜鉛欠乏
血中の亜鉛は加齢と共に低下してきます。
加齢と共に食事量が減り腸管からの亜鉛の吸収も落ちてきます。

●インスタント食品による亜鉛欠乏
インスタント食品には亜鉛の吸収を阻害する添加物のポリリン酸などを含むものがあります。
これらを多く摂り過ぎてしまうと低亜鉛の原因になってしまいます。

●極端な食事制限による亜鉛欠乏
動物性の食品は亜鉛を多く含みタンパク質がその吸収を高めてくれるので、極端な制限は亜鉛欠乏を招いてしまいます。
若い人でも過激なダイエットで起こることもあります。

■ミネラル不足のサイン

・貧血気味
・脱毛
・肌荒れ
・足がつりやすい
・疲れやすい

一つでも当てはまるとミネラル不足の可能性があります。
貧血は鉄分や胴の不足が考えられます。
脱毛や肌荒れは亜鉛などの不足が考えられます。
足がつるのはカルシウムやマグネシウムなどの不足が考えられます。
疲れやすいと感じたら食生活の見直しが必要です。

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