健康寿命を伸ばすには、魚中心の食生活でゆっくり食べるようにし、適度に日光に当たることが大切。
血管の老化予防には、カツオダシなどで減塩し、大豆製品を摂るようにする。
肥満予防には、ヒジキ、あおさが効果的です。
糖尿病予防には、朝食を食べる、赤味噌で血糖値の上昇抑制。
肩こり予防には温泉で血行を促進するのが効果的です。
物忘れ予防には、ワイン・トマト・チーズが効果的です。




■健康寿命

・魚中心の食生活で健康寿命を伸ばす
・食事時間と健康寿命
・日照時間と健康寿命

健康寿命とは、健康で自立した生活を送れる期間をいいます。

●魚中心の食生活で健康寿命を伸ばす
魚の脂肪酸であるEPA・DHAには、生活習慣病の予防して脳の認知機能向上効果が期待されています。
魚を週に2回食べる人は、食べない人に比べて平均2.2年長生きをするという研究報告もあります。
EPA・DHAは熱に弱いので刺身や寿司のように生で食べるのが効果的と考えられています。

●食事時間と健康寿命
早食いの人はそうではない人に比べて肥満になる確率が4.4倍にもなると考えられています。
人の食欲は脳にある満腹中枢などにコントロールされていて、ご飯を食べ始めてから満腹感を感じるまで約20分かかるといわれています。
早食いの人は20分以内に食べ終わる食べ終わってしまうことが多いため食べ過ぎてしまう傾向にあります。
また咀嚼そのものにも満腹感を感じやすくさせて脂肪燃焼を高めてくれるという働きがあります。
早食いは大食いにつながり肥満のもとになると考えられています。

●日照時間と健康寿命
紫外線の働きによって皮膚表面にビタミンDが作られ、免疫力をアップ、骨を丈夫にする効果などが期待されています。
食物から摂ったビタミンDは、太陽光線に当たることによって活性化されて骨を強くしてくれます。

■血管の老化予防ポイント

・減塩で血管の老化予防
・カツオダシで減塩し血管の老化予防
・大豆製品で血管の老化予防
・寒暖差を少なくし血管の老化予防

●減塩で血管の老化予防
人間の血液の塩分濃度は約0.9%ぐらいといわれています。
多くの塩分を摂ると血液の量が増えて高血圧になり、体中の血管が傷み老化を進行させてしまいます。
血液の量が増えてくると心臓の負担も増えてきます。

●カツオダシで減塩し血管の老化予防
カツオダシで塩分を減らすと効果的です。
カツオブシにはヒスチジンという成分が含まれていて、脳梗塞の予防に効果が期待できるとされています。

●大豆製品で血管の老化予防
大豆に含まれるイソフラボンには血管の老化を防ぐ抗酸化作用が高いと考えられています。
豆腐などの大豆製品には、動脈硬化を強めるコレステロールを予防したり、血管を傷める作用を予防する効果が期待されています。

●寒暖差を少なくし血管の老化予防
寒暖差が少ないと血管に負担がかかりにくくなります。

■肥満予防

・ヒジキで肥満予防
・あおさで肥満予防

●ヒジキで肥満予防
ヒジキには肥満予防に効果的なタンニンとフコキサンチンが含まれています。
タンニンには中性脂肪を減らす効果と脂肪をつきにくくする効果が期待されています。
フコキサンチンには脂肪燃焼を促進する働きがあるといわれています。
またヒジキはお腹の中で膨らむ性質があるので満腹感を得やすいといわれています。

●あおさで肥満予防
あおさには水溶性食物繊維が豊富に含まれ、糖質の吸収を抑えるラムナム硫酸が肥満予防につながるといわれています。
あおさの食物繊維はゴボウの約7倍とされています。
食物繊維は腸の働きを活性化して便通を整える働きがあります。
また腸内の余分なコレステロールを排出する働きもあります。



■糖尿病予防

・赤味噌で糖尿病予防
・朝食で血糖値の上昇抑制

●赤味噌で糖尿病予防
赤味噌に含まれるメラノイジンには血糖値の上昇を抑えてくれる働きがあります。
糖は腸内で吸収されますが、メラノイジンは小腸での糖の吸収を抑えてくれる作用があります。

●朝食で血糖値の上昇抑制
朝食を食べることで、その後の食事の血糖値の上昇を抑える効果があります。
血糖値の上昇が少ないほど糖尿病になりにくいと考えられています。
タンパク質や食物繊維を摂ると良いとされています。

■肩こり予防

・温泉で血行促進し肩こり予防
・肩こり予防体操

●温泉で血行促進し肩こり予防
温泉につかり温まると血管が拡張して血流を促進させます。
筋肉の緊張がほぐれることで肩こり予防に効果的だと考えられています。
また痛みを軽減させて痛みの悪循環を断ち切ることによって肩こりの症状の緩和につながると考えられています。
温泉には硫黄などの成分が血流を促進させてくれ、リラックスすることで肩こり予防につながる可能性があります。
自宅のお風呂でも40度程度のお湯で20分程浸かるだけでも肩こり予防効果が期待できます。

●肩こり予防体操
体をひねるように腕を振ります。
前の手は外側に、後ろの手は内側にひねります。

■物忘れ予防

・ワインで物忘れ予防
・トマトで物忘れ予防
・チーズで物忘れ予防

物忘れの原因の一つと考えられているのが活性酸素です。
脳は酸素を大量に消費するため有害な活性酸素が発生します。
若い時は抗酸化物質で活性酸素を抑えてくれますが、年と共にその働きが弱まっていきます。

●ワインで物忘れ予防
脳の酸化が進むと認知機能が低下してしまいます。
赤ワインには抗酸化作用があるポリフェノールが豊富に含まれ、物忘れ予防効果があると考えられています。
ワインを毎日グラス3杯ほど飲むと認知症の発症リスクが軽減すると考えられています。

●トマトで物忘れ予防
トマトに含まれるリコピンは、ビタミンEの約100倍もの抗酸化力が強いといわれています。
またトマトに含まれるグルタミン酸には、神経細胞を保護したり神経伝達を良くする作用があります。

●チーズで物忘れ予防
チーズなどの乳製品を習慣的に摂っている人は認知機能の低下のリスクを20%も低くなるという研究報告もあります。
乳製品には短鎖脂肪酸・中鎖脂肪酸などの栄養素が豊富に含まれ、認知症予防効果が期待されています。
チーズに含まれるチロシンが脳に良いといわれ、脳の神経や働きをサポートして認知症予防につながると考えられています。