ドライマウスになり唾液の分泌量が低下すると味覚障害、虫歯、歯周病、口内炎などを引き起こす危険が増します。
ドライマウスの原因が分かる場合はその治療を行いましょう。
普段から口腔ケアを正しく行い、ドライマウスの原因となる要因を作らないようにしましょう。
良く噛む習慣をつけて唾液の分泌を良くすることも大切です。
ドライマウスになると口のかわき・味覚・痛みなどで生活の質が下がってくるので心配な人は医療機関を受診しましょう。




■ドライマウスについて

ドライマウスとは唾液の量が減って口やのどが乾燥した状態をいいます。
私たちの唾液の量は1日1〜1.5Lにもなります。
しかしドライマウスになると半分以下になってしまいます。
ドライマウスになり唾液の分泌量が減るとパンやビスケットなどのかわいた食べ物が食べずらくなってしまいます。
悪化すると味覚障害、虫歯、歯周病、口内炎などを引き起こすこともあります。
高齢になると唾液腺の機能が低下して口が渇くようになり、また薬の副作用でかわくようになったりします。

■唾液の働き

・抗菌作用
・口の汚れを洗い流す
・口の中を中性にする
・歯の修復
・味を感じやすくする

■唾液が減ると虫歯や歯周病になりやすい

虫歯菌や歯周病菌が口の中に増え、歯の修復力が低下して虫歯になりやすい歯になってしまいます。

■唾液が減るとカンジダ菌が増える

免疫力が下がったり、口が乾燥したりすると急激にカンジダ菌が増えて痛みを引き起こしたりします。
舌に炎症が起きると味覚障害を引き起こしたりします。

■ドライマウスの原因

・加齢
・薬の副作用
・噛む回数の減少
・ストレス
・口呼吸
・糖尿病
・シェーグレン症候群

加齢によって唾液腺の機能が衰えて口かわいたりします。
薬の中には唾液分泌を抑制するものがあります。
病気としては糖尿病やシェーグレン症候群が原因となることがあります。

■シェーグレン症候群

シェーグレン症候群とは自己免疫疾患で、自分の体が自分の体を壊してしまう病気です。
唾液腺や涙腺が壊れて口や目がかわいたりします。



■ドライマウスチェック

・口やのどのかわきがずっと続く
・口の中がネバネバする
・口の中が痛い
・かわいた物が食べづらい
・味覚がおかしい
・夜に口がかわいて目が覚める

一つでも当てはまればドライマウスの可能性があるので病院を受診しましょう。

■ドライマウスの検査

ドライマウスの可能性がある場合は検査で原因を探っていきます。
まず問診を受け薬や病気の有無などを確認します。
視診では口の中を確認してかわき具合などをみます。
唾液分泌検査では決められた時間でどれだけの唾液が出るか検査します。
シェーグレン症候群が疑われたら、唾液腺の造影検査、病理検査、血液検査などを行う場合もあります。

■ドライマウスの治療法

原因が分かる場合はその原因の解消をしていきます。
糖尿病、薬の副作用、入れ歯の不具合など。

それでも解消しない場合は対処療法で口のかわきを解消します。
保湿成分によって水分を保持したりします。
洗口液、スプレータイプ、ジェルタイプなどがあります。

昼間はなんともないのに夜だけかわくという場合にはマウスピースタイプのものを使ったりします。
マウスピースを上アゴに装着します。
またバンソウコウのようなもので口が開くのを防ぐ方法もあります。

■ドライマウスの予防ポイント

口が開きやすい人は口を閉じるようにする。
噛む回数が減ると唾液の分泌が減ってくるので、やわらかい物ばかり食べないで噛み応えのある物を食べるようにする。
良く噛む習慣をつけることも大切です。
ストレスが続くと口がかわきやすいので、リラックスできる時間を持つようにする。

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