肉などのタンパク質は体のパーツの大切な材料になっています。
高齢者は肉などのタンパク質を摂りにくくなり、低栄養の状態になって様々な病気の原因となってしまうことが多くなります。
肉などのタンパク質は筋肉を動かすパーツ・免疫システムを支える抗体の材料・血管を丈夫でしなやかにしてくれるなどの働きがあります。
意識して摂ることによって様々な病気予防につながります。




■低栄養

栄養が足りていない状態のことをいいます。
70歳以上の3〜4人1人が低栄養の危険があるといわれています。
低栄養は寝たきりの要因にもなると考えられています。

■血液中のタンパク質の値「アルブミン値」

アルブミンとは血液中にあるタンパク質の値をいいます。
体のタンパク質を増やすのは魚・卵・大豆などの食材です。
中でもお肉はタンパク質を増やす効率に優れています。

体の中のタンパク質量は高齢者の健康に深く関わっていると考えられています。
心筋梗塞などの冠状動脈性心疾患は、発症すると寝たきりや要介護にもつながりかねません。
アルブミン値は肺炎とも関係があり、アルブミン値が低い人はそうでない人と比べて肺炎になるリスクが約9倍にもなるといわれています。

■肉が体に及ぼす影響

肉を食べると分解されてアミノ酸になり、吸収されると様々な形のタンパク質に作り変えられます。
タンパク質は私達の体の中だけでもは50万種類以上あるといわれています。
ミオシン、コラーゲン、フェリチン、シャペロン、キネシンなど様々あります。

■タンパク質の働き

・筋肉を動かすパーツ
・免疫システムを支える抗体の材料
・血管を丈夫でしなやかにしてくれる

タンパク質は生命の働きを司るマシーンとして一番重要な物質でもあります。
タンパク質は筋肉を動かすパーツになったり、免疫システムを支える抗体の材料になったり、血管を丈夫でしなやかにしてくれたりします。
これらの体のパーツのほとんどは肉などのタンパク質を摂らないと作ることができません。

■10食品群チェックシート

寝たきりを防ぐのに必要な10食品。
肉、卵、牛乳、油、魚、大豆、緑黄色野菜、芋、果物、海藻。
このうち、肉、卵、牛乳、魚、大豆がタンパク質。
油、緑黄色野菜、芋、果物、海藻がこのマシーンを効率良く動かすためのガソリンや潤滑油になります。
その日に食べたものを量に関わらず印を付けていきます。
7つ以上印がつけば合格です。
1日3食を合計して印をつけていきます。
肉に印がついていくとタンパク質の量も増えていきます。
7つ8つは毎日印がつくような努力をしていくと、体の弱りが減っていく効果が期待できます。

■間食も利用してタンパク質を摂る

高齢者は間食も必要な栄養を摂るポイントになります。
間食も利用してタンパク質を摂ると効果的です。
年とともに体が小さくなったり歪んだりするのもタンパク質不足が原因のひとつとなります。
ただし腎臓病の人は医師と相談してタンパク質の量を決めるようにしましょう。

■お弁当を買う際のポイント

食事を買う際は、主食、主菜、副菜が整ったお弁当を選ぶと良いです。
幕の内弁当などは10食品摂りやすいです。
お弁当に牛乳やヨーグルトを加えるのもおすすめです。
ただしメタボが気になる人はカロリーオーバーに注意しましょう。