天気痛は気圧の変化による痛みなどを伴う症状のことをいいます。
天気痛のメカニズムや原因、改善法をご紹介します。
気圧の変化がストレスになり交感神経が興奮することで様々な痛みにつながることが多いです。
リラックスして自律神経を整えることも大切になります。




■天気痛について

原因不明の頭痛や腰痛などの痛みは天気が原因の可能性があります。
気象病とは気象の影響で様々な症状が出る症状をいいます。
天気痛は気象病の中でも痛みやめまいなどを伴う症状のことをいいます。

■天気痛の原因

気圧の変化が天気痛の症状を引き起こすと考えられています。
気圧とは空気の重さで生じる圧力のことをいいます。
高気圧だと晴れ、低気圧だと雨が降る傾向があります。
天気の影響を受ける人は気圧が下がっているときだけではなく、気圧が上がって天気が良くなって来るときにも症状が出る人がいます。

■内耳が気圧の変化を感じている

内耳とは鼓膜の奥にある三半規管などのことをいいます。
視界と連動して身体の回転運動やバランスをとる働きがあり、ここが気圧を感知して脳に伝えています。
ところが気圧の変化は目に見えないため脳が混乱してしまう場合があります。
するとそれがストレスとなり全身に張り巡らされている交感神経が興奮し、持病や古傷の痛みを発生させる神経も混乱して様々な痛みにつながってしまいます。

気圧の変化に対して敏感な人ほど天気痛の症状を起こしやすいと考えられています。
天気痛の人は正常な人に比べて3倍不快感が持続しやすいといわれています。

■天気痛チェック

・雨が降るなど天気が悪くなるのが分かる
・乗り物酔いをしやすい
・日々ストレスを感じやすい

一つでも当てはまれば天気痛持ちの疑いがあります。
天気痛の人は新幹線や飛行機で気圧が変わることが苦手で気圧に酔うことがあります。
乗り物酔いしやすい人は内耳が敏感なので天気痛になりやすいことがあります。

■天気痛の症状

・頭痛
・腰痛
・関節痛
・めまい
・肩の痛み
・首の痛み
・歯周病



■天気痛の治療法

痛みの場所やその周囲に合わせて薬や理学療法で治療を進めます。

■痛み日記で天気痛改善

天気の移り変わりによって痛みがどう変化するか記録します。
毎日の天気や気圧、痛む場所などを記録することで症状を客観的に把握することで自分にベストな改善策が見えてきます。

■高気圧高酸素ルームで天気痛改善

ルーム内をわずかに高気圧にすることで自律神経のバランスがリセットされて天気痛の改善につながります。

■天気痛改善法

天気痛の人は耳周りの血流が悪いことが分かっているので、耳をマッサージすることにより血流を良くすることが天気痛の予防につながります。

●天気痛改善マッサージ
両耳を軽くつまみ、上・下・横を5秒ずつ引っ張ります。
耳を引っ張りながら後ろに5回まわします。
耳を包むように折り曲げて5秒間キープします。
耳全体を手の平で覆い、ゆっくり円を描くように5回マッサージします。
朝・昼・晩の3回行います。

■ツボ押しで天気痛改善

内関(ないかん)というツボを押すことで天気痛改善効果が期待できます。
内関は手首に3本指を置いたとき人差し指の下に位置するツボになります。
5回ほど押すように揉みます。
酔い止めのツボでもあり、天気痛対策としても効果的です。

■自律神経を整えて天気痛改善

・ぬるめのお風呂に入ってリラックスする
・ホットタオルを首元に当てる

■頭痛-る(スマホアプリ)

天気患者の体調管理のために開発されたものです。
気象庁からの気圧の予想値をもとに登録場所の6日先の気圧の変化が分かります。