下肢静脈瘤は血液が足に溜まって起きる病気なので、血液を心臓に返す働きを促進することが重要になります。
下肢静脈瘤は基本的には命に関わらない病気なので、治療は患者さんと医師で相談しながら決めていきます。
足の血流を良くすれば足のボコボコは予防できるので、毎日の生活の中でセルフケアを心がけることが大切になります。




■下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)について

下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)とは、静脈にコブが出来る病気をいいます。
静脈は心臓に血液を送り込むための血管で、血液は重力に逆らって上がっていくため逆流しないように血管の中に弁がついています。
この弁が加齢などの原因で壊れてしまうと血液が逆流して足に血が溜まってしまいます。
そのために血管が浮き上がってボコボコになります。
網目状に浮き出たり、くもの巣状に浮き出たりし、重症になると皮膚炎や潰瘍になってしまうこともあります。
日本人の2人に1人が下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)で悩んでいるといわれ、特に女性に多く起こっています。

■硬化療法(こうかりょうほう)について

軽い症状の人は硬化療法という注射で治療する方法があります。
硬化療法(こうかりょうほう)とは、静脈の中に薬剤を注射して静脈を塞ぐ治療法です。
塞がれた血管は硬くなりやがて自然になくなります。
1ヶ月間は特殊なストッキングを履いて静脈を圧迫します。
1年後には見た目も良くなってきます。

■下肢静脈瘤の予防体操

●つま先上げ下げ体操で下肢静脈瘤を予防
リラックスした姿勢で座り行います。
足を前に伸ばしてカカトを床につけます。
つま先を上げ下げします。
1時間に10回ほど、長時間のデスクワーク時に、思いついたら行うと効果的です。

●足首回し体操で下肢静脈瘤を予防
リラックスした姿勢で座り行います。
つま先で円を描くように回します。
外回しと内回しをセットで行います。

●つま先立ち体操で下肢静脈瘤を予防
背筋を伸ばして立ちます。
つま先立ちを繰り返します。

●手足ブラブラ体操で下肢静脈瘤を予防
仰向けになり、手足を上に上げてぶらぶらさせます。
30秒ほどぶらぶらさせます。

■下肢静脈瘤の治療の名医(2017年2月時点)

お茶の水 血管外科クリニック 院長
広川 雅之(ひろかわ まさゆき)

ペットボトルで下肢静脈瘤を予防!足の筋肉強化・呼吸で血液循環を良くする

ふくらはぎで病気予防!若返りふくらはぎマッサージ