巻き肩の姿勢は血流を悪化させ肩こりや手足の冷えの原因になります。
また巻き肩は顔や二の腕のたるみ・二重アゴの原因となります。
巻き肩で胸郭がつぶれて横隔膜を圧迫し呼吸が浅くなると不安感やイライラしやすくなってしまいます。
適切なスチレッチで改善することが大切になります。




■巻き肩について

巻き肩とは両肩が前に出て体を包み込むように内側を向いている状態をいいます。
良い姿勢と比べると肩が前に出て猫背の姿勢になり、肩甲骨が外側に引っ張られるように広がってしまいます。
すると肋骨と肩甲骨をつなぐ小胸筋(しょうきょうきん)という筋肉が縮こまったまま固まってしまい良い姿勢が取れなくなってしまいます。
巻き肩になると周囲の筋肉の血流を悪化させ肩こりがおこりやすくなったりします。
また巻き肩で首や肩の周りの筋肉が固くなると、その間を通る神経や血管が締め付けられて手や指先に冷えを起こしたりします。
巻き肩になると肩甲骨が広がってしまうので肩甲骨を正しい位置に引き寄せることが大切になります。

●猫背
背骨の胸部分の胸椎が歪んでしまい普通よりも大きく曲がった状態をいいます。

●巻き肩
背中の肩甲骨が外側に広がってしまい肩が内側に巻いた状態をいいます。

■巻き肩は顔や二の腕のたるみの原因になる

巻き肩で腕がねじれることで隠れていたお肉が露出して二の腕のたるみが目立つようになります。
巻き肩の姿勢になると顔が下向きになり、口元のほうれい線が深く目立ち、目のクマも目立つようになり顔の筋肉が下に引っ張られてたるんで見えてしまいます。
横から見ると二重アゴとなって見えます。
巻き肩は見た目年齢を老けさせてしまいます。

■巻き肩での身体への悪影響

巻き肩になると肩が巻くことで胸がすぼむため胸郭がつぶれて横隔膜を圧迫し呼吸が浅くなります。
呼吸が浅いと呼吸数が増えて速まるため、それが感情に影響して不安な気持ちを生んでしまいます。
感情を司る脳の扁桃体(へんとうたい)は呼吸のリズムに大きく関わることが分かっています。
扁桃体は恐怖・不安・怒りなどの感情が生まれる場所で、呼吸数が増えると活発に活動し、理由もないのに不安になったりストレスに反応しやすくなったりします。
また巻き肩で呼吸数が増えると自律神経が乱れやすくなり、寝つきが悪くなったり、免疫力の低下が引き起こされたりします。

■巻き肩チェック

巻き肩になると肩の関節も巻き込むように内側に回転してしまうので、それにつられて腕全体が回ってしまい手の甲が前を向いてしまいます。

■小胸筋と巻き肩

小胸筋は大胸筋の下にあるインナーマッスルで肩甲骨と肋骨をつなぐ筋肉です。
巻き肩になると縮んで固くなってしまいます。
小胸筋を押して痛みがある人は巻き肩の可能性があります。



■巻き肩の原因

・パソコン
・スマホ
・脚や腕を組む
・横向きで寝る
・ハイヒール

パソコンやスマホなどで身体が前屈みの姿勢になると肩の周りの筋肉が固まって巻き肩になってしまうと考えられています。
肩甲骨が外側に広がり胸の筋肉が縮んで固まりやすくなります。

■伸張反射

強くもんだり伸ばしたりすると逆に筋肉などが縮もうとする力が働いてしまいます。

■巻き肩改善ストレッチ

●小胸筋ストレッチで巻き肩改善
腕のねじれをとりながら手の平は外向きにし、腕は力を抜き自然にたらします。
目線を少し上げて片方の手を頬に軽く当てます。
鼻からでゆっくり息を吸い、吐きながら腕をぶらぶらさせます。
右手を30秒間、左手を30秒間肩や胸に力が入らないように腕をぶらぶらさせます。
1日3セット以上行います。

●肩甲骨ストレッチで巻き肩改善
足を肩幅に広げて立ちます。
ヒザを軽く曲げ背筋を伸ばし、息を吐きながら両手を胸の前で組みます。
大きなボールを抱えるように手を伸ばしながら、ゆっくり息を吸います。
このとき肩甲骨を広げるように意識して行います。
手を胸に戻しながら息をゆっくり吐きます。
3〜10回、1日3セット行います。
就寝前に行うと寝つきが改善します。

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