歯周病菌は歯茎から侵入し全身をめぐって悪さをします。
健康な人の口内フローラの割合は善玉菌が約9割で悪玉菌が約1割です。
歯周病菌のジンジバリス菌は歯周ポケットを作り歯茎から出血させ、全身をめぐって病気の原因となります。
就寝前に歯磨きを行い、その後に緑茶うがいをすると口内フローラを整える効果が高いです。
口内フローラが整えられると全身の病気を予防する効果があります。




■口内フローラについて

腸内細菌と同じように口内にも善玉菌と悪玉菌がいます。
口内には約1000億個もの細菌がいて、細菌の種類は約500種類にもなります。
口内の細菌には悪いウイルスや病原菌を繁殖させないようにする働きがあります。
実はこの善玉菌と悪玉菌のバランスが大事だということが分かってきて、口内フローラが健康をも左右しているもといわれています。
健康な人の口内フローラの割合は、善玉菌が約9割で悪玉菌が約1割ほどだといわれています。

■口の細菌で血管がボロボロになる

口内の悪玉菌にジンジバリス菌という歯周病の一種がいます。
ジンジバリス菌には血管壁の部分を傷つける働きがあり、やがて動脈瘤になってしまうことがあります。

■ジンジバリス菌が原因の一つと考えられている病気

・認知症
・脳梗塞
・心筋梗塞
・肝炎
・がん
・関節リウマチ

歯周病菌の一種であるジンジバリス菌が病気を引き起こす詳しいメカニズムは解明されていませんが、様々な病気にジンジバリス菌が関わっていると考えられています。

■歯周病菌の一種ジンジバリス菌が全身をめぐり病気の原因になる

歯周病菌のジンジバリス菌が溜まるのは歯と歯の間や歯と歯茎の間です。
ジンジバリス菌(歯周病菌)は空気が嫌いなので、隙間に隠れようとする習性があります。
さらにジンジバリス菌(歯周病菌)は歯茎を侵食していき歯周ポケットが形成されます。
歯の下の血管にまで到達すると血管に入り込み出血するようになり、全身をめぐるようになってしまいます。
歯茎が腫れていても出血しますが、この場合は一時的なもので歯周病菌はほとんど入りません。
問題なのは血管に入り込み穴が開いている状態で、ここからはどんどんジンジバリス菌(歯周病菌)が侵入していきます。

■歯磨きで出血する人は歯周病菌による病気の危険性が高い

毎日のように歯磨きした後に歯ブラシに血がつく場合は、歯周病菌が身体の中に入り込んでいる危険性が高いです。

■口内の悪玉菌

・歯は虫歯菌
・歯茎は歯周病菌



■歯周ポケットと歯周病菌(ジンジバリス菌)の関係

歯周ポケットは基本的には歯周病菌(ジンジバリス菌)が作るものですが、加齢で炎症が起こると歯周ポケットが深くなります。
深くなると歯周病菌(ジンジバリス菌)が入り込む条件が整えられるので歯周病菌(ジンジバリス菌)が元気になって増えていきます。
私たちの体の免疫状態と菌との力関係によってどのくらい歯周ポケットが起こるか起こらないかの違いがでてきます。
歯周ポケットが深くなるかは免疫力に関係するので個人差があります。
免疫力が低下すると歯周病菌が悪さをするようになるので、歯周病菌を減らすことが大事になってきます。

■歯周病チェック

●歯茎が腫れる
普通にしているのに歯茎が腫れるのは歯周病の可能性があります。

●毎回歯ブラシで出血する
歯肉が腫れて弱くなったところで歯磨きをすると毎回出血する場合は歯周病の可能性があります。

●急に口が臭くなった
急に口臭がひどくなってきた場合は歯周病の可能性があります。

●口がよく乾燥する
唾液は口内フローラを正常に保つ重要な役目をしてくれています。
唾液の分泌量が減ってきて乾燥すると細菌の発育が起こり歯周病になる危険性が高まります。

■歯間ブラシや糸ようじも使い口内フローラを整える

歯磨きだけでは歯周病菌を取り除けません。
歯間ブラシや糸ようじで小さな隙間も掃除するようにしましょう。
1週間に1回は行った方が良いです。

■定期的に歯科医院で検診を受け口内フローラを整える

定期的に歯周病菌が増えすぎていないか診てもらいましょう。

■緑茶うがいで口内フローラを整える

緑茶に含まれるカテキンの抗菌効果が悪玉菌の繁殖を抑えてくれます。
緑茶以外にも紅茶、ウーロン茶、コーヒーに抗菌効果が期待できますが、緑茶は特に抗菌効果が高いです。

100mlの水かぬるま湯に対してスプーン山盛りの粉末緑茶を加えてかき混ぜます。
これでうがいをします。
飲んでもかまわないそうです。
緑茶うがいは就寝前に行うのがベストです。
歯磨きをしっかり行った後に緑茶うがいをすると良いです。
緑茶のカテキンは歯に着色することはほとんどありません。

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