■認知症予備軍(MCI)の段階で認知症予防対策が大切

認知症はすぐになるわけではなく20年〜30年ほどかけてゆっくり悪くなっていく病気です。
認知症は40代くらいから気をつけた方がよいといわれています。
少し物忘れがでてきたら認知症の一歩手前の状態です。
この認知症予備軍の段階で対策を講じることで認知症へと進行するのを防いだり、さらには正常な状態へと回復できると考えられています。




■アルツハイマー型認知症

アルツハイマー型認知症はある日突然発症するわけではなく、その前に必ず認知症の予備軍であるMCIと呼ばれる状態を経てから発症するといわれています。
アルツハイマー型認知症は、記憶を司る海馬(かいば)という部分にアミロイドβタンパクという物質が蓄積することが大きな原因と考えられています。
時間と共に徐々に蓄積したアミロイドβタンパクがある一定量を超えたときに発症するともいわれています。
アミロイドβタンパクは睡眠中に分解されるため、睡眠は認知症の予防に重要と考えられています。

■認知症のリスクチェック

・睡眠が上手くとれていないと感じる
・運動不足である
・タバコをすっている
・お酒を飲み過ぎることがある
・野菜をあまり食べない
・虫歯や歯周病など歯に問題がある
・高血圧の傾向がある
・糖尿病の傾向がある
・一人暮らしで近所付き合いがない
・ストレスが多いと感じる

4つ以上当てはまったら生活習慣の改善がおすすめで、8つ以上は直ちに生活を改める必要があります。

■危険なもの忘れを見分けるポイント

●最近のニュースを覚えておらず、覚えていないことを取りつくろう
注意点は、取りつくろう、言い訳をする、話題をそらすなどです。
認知症の記憶の障害の特徴は、直近の記憶が記憶できないことです。
認知症が始まっている人は必ず「自分がボケている訳じゃないぞ」とアピールしたい心理が働きます。
認知症の代表的な初期症状の一つとされる「取りつくろい」は、これは忘れるわけがないないという自分の考え方を守るための言動なのだそうです。
その他にも薬を飲んだかどうか覚えていないにもかかわらず飲んだと言い張った場合や、年齢を聞かれたときに「もういい年です」などと曖昧な返事をした場合も注意が必要です。

●手でキツネやハトを正しくマネできるか?
認知症になると目で見た物の位置・形・方向などを認識する能力が低下するため、人が作った簡単な手の形を正しくマネすることが難しくなります。

●簡単な引き算を連続してできるか?



■脳育法(のういくほう)で認知症予防

●意識的にデコボコ道を歩いて認知症予防
普段の散歩のときに舗装されていないデコボコ道を歩くようにすると、自然と脳が体のバランスをとるように働き、同時に足の裏が刺激されて脳が活性化します。

●普段から五感を刺激し認知症予防
自然の中で太陽の光を浴びたり、花の匂いをかいだり、鳥の鳴き声を聴いたりして五感を刺激することで脳が活性化します。

●手書きでメモを取り認知症予防
スマホなどで記録するのではなく、手で書くことで脳が活性化します。

●物事をキリの悪いところでやめる

■かるたで認知症予防

かるたは、どこにどの札があるか覚える必要がある、読まれた札を瞬時に見つける、お題が次々に変わってくるため、脳に最高の刺激が与えられ認知症予防につながります。

■インナーマッスルを動かし認知症予防

体のインナーマッスルを動かすと脳を効果的に活性化することができます。
インナーマッスルは体の奥にある筋肉で、大腰筋(だいようきん)や腸骨筋(ちょうこつきん)といった背骨や骨盤の周りにある筋肉が代表的なインナーマッスルです。

■大腰筋のインナーマッスルをストレッチし認知症予防

仰向けになります。
バスタオルを巻いてベルトより少し下の位置に当てます。
体を左右に小さく揺らします。
体を左右に揺らすことでインナーマッスルを効果的にストレッチすることができます。

■指を動かし認知症予防

ピンセットで草むしりをし脳を活性化、ぞうきん縫いなどの細かい手仕事を行います。
指の知覚神経は非常に敏感で、脳の中で指の動きと関係する部分は広く、そのため指を使うと脳の広い部分が刺激され活性化します。

■大腰筋ウォーキングで認知症予防

みぞおちから下を全て足だと考えて腰と足を一緒に出してウォーキングします。
出した足に同じ側の腰を載せるイメージで行います。
そして出した足と逆の手を出して歩きます。

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