糖質や脂質を溜め込んでしまうデブ菌を水溶性食物繊維で減らし腸内環境を良くすれば肥満解消につながります。



■デブ菌が肥満の原因

腸内環境が悪いと吸収した栄養素が細胞に行かず、皮下脂肪や内臓脂肪に行ってしまいます。
近年の研究では、肥満の人の腸内細菌にはファーミキューテス門と呼ばれる菌が多く、痩せている人にはバクテロイデス門と呼ばれる菌が多いことが分かってきています。
ファーミキューテス門はデブ菌といわれ、バクテロイデス門はヤセ菌と呼ばれています。
デブ菌は必要以上に糖質や脂質を溜め込んでしまう性質を持っています。
つまりデブ菌を減らして腸内環境を良くすれば肥満解消効果が期待できます。

腸内環境の良いエサとなる食物繊維を摂ることがデブ菌を減らすことに大切になります。
ヨーグルトや発酵食品を食べて乳酸菌やビフィズス菌をたくさん摂ることは大切ですが、菌もエサがないと活発に動けません。

食物繊維の中には、水に溶けない不溶性食物繊維と水に溶ける水溶性食物繊維があります。
水溶性食物繊維には糖質や脂質の吸収を抑制する働きがあるので肥満解消に効果的です。
便通を促進するのに有効なのが不溶性食物繊維で、それに対して水溶性食物繊維にはデブ菌のエサとなる糖質や脂質の吸収を抑制する働きがありダイエットに効果的です。
水溶性食物繊維が豊富な食材としてエシャロットやにんにくがあります。
ただしこれは100gあたりで多いわけで、1日でたくさんの量を摂ることは難しいです。

■もち麦でダイエット

もち麦には水溶性食物繊維が豊富に含まれています。
白米と混ぜてもち麦ごはんとして食べるのが良いです。
もち麦には水溶性食物繊維のひとつであるβ-グルカンが豊富に含まれています。
水溶性食物繊維のβ-グルカンはもち麦の中央部分に含まれているもので、体の中に入ると水分でゼリー状になり糖質や脂質を包み込んで吸収を抑える働きがあります。
つまり水溶性食物繊維のβ-グルカンが豊富なもち麦を食べることでデブ菌を減らす効果が期待できます。

■朝食にもち麦を取ると良い

もち麦を朝食に摂ると1日のカロリー摂取量や血糖をコントロールできます。
白米:もち麦の割合1:1、2合炊く場合の水の量は目盛りの2と3の間くらいが目安になるそうです。
軽く混ぜて普通に炊くだけです。
余ったもち麦ご飯は冷凍保存しても有効成分は変わらないそうです。

一種類の水溶性食物繊維だけを摂り続けると腸内細菌も慣れてきてしまうので、いくつかの異なる食物繊維を組み合わせて摂る方がダイエットにはより効果的です。