下半身型冷え症で足と上半身の体温の温度差が生じ冷えのぼせが生じる。ツボを刺激し下半身型冷え症を予防改善

■夏の冷え症

夏の身体は熱を逃がしやすくなっているため、暑い外と冷房の効いた室内の急激な温度変化は冷え症を悪化させる要因になります。
身体の中で起きる異常な温度差が、夏の冷え症を悪化させるといわれています。



■下半身型冷え症について

下半身型冷え症とは、下半身が冷える冷え症をいいます。
中高年に多く、冷え症に悩む人の約8割が下半身型冷え症だと考えられています。
下半身型冷え症の人は、いったん冷やすと足はいつまで経っても冷えたままで戻りにくく、反対に上半身の温度は冷やす前より高くなりやすいという特徴があります。

■冷えのぼせが下半身型冷え症の原因

下半身型冷え症は、何らかの原因で下半身の血管が収縮して血流が減り、腰から足先までに血液が行き届かなくなることで起こります。
全身を巡っている血液ですが、下半身型冷え症になると下半身の血管が収縮しているためなかなか行き届かなくなっています。
すると行き場を失った血液が上半身へ行き、上半身の血流が必要以上に増えて熱が溜まってしまいます。
その結果、足と上半身の体温の分布に異常な温度差が生じてしまいます。
これは冷えのぼせという症状になります。
夏に冷房にあたったときに足が冷えるのに上半身が火照るという人は、冷えのぼせの現象が起きていると考えられます。

■加齢と筋力の衰えが下半身型冷え症の原因

加齢に伴いお尻やふくらはぎの筋肉がこり固まると、その近くを通っている交感神経を刺激されます。
すると下半身の血管を収縮させたり、血管自体を圧迫したりして血液が足先に行きにくくさせてしまいます。

■ツボを刺激し下半身型冷え症を予防改善

・築賓(ちくひん)
・臀中(でんちゅう)
・八風(はっぷう)

●築賓(ちくひん)で下半身型冷え症を予防改善
築賓は足のふくらはぎの内側にあるツボです。
足のうちくるぶしとヒザの関節を線で結んで、下から1/3ぐらいの位置にあります。
ふくらはぎをつかむように押すと効果的です。

●臀中(でんちゅう)で下半身型冷え症を予防改善
臀中は左右のお尻の少し上側にあるツボです。
骨盤の一番下の骨と太ももの付け根を底辺とした正三角形の頂点にあります。
指で押してみてコリを感じたり痛みが出れば、そこが臀中のツボになります。

臀中のツボを効果的に押すには、ソフトボールや軟球などの大きさのボールを使うと良いです。
まず仰向けになり両ヒザを立てます。
ボールを臀中あたりにセットし、反対側の腰を浮かせて動かしながらボールで押します。
左右それぞれ30秒間行います。
これで下半身に向かうお尻の血管の血流が回復して冷えの改善が期待できます。

●八風(はっぷう)で下半身型冷え症を予防改善
八風は足の付け根の左右それぞれ4ヶ所にあります。
イスに浅く腰掛け、片足を反対側のヒザの上に乗せます。
手で上に乗せた方の足の指を足の裏側に向けて強めに曲げます。
その状態で5秒間キープし、パッと放します。
これを1セットとして左右5セットずつ行います。
足先の抹消血管の血流が回復して冷えの改善が期待できます。

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