脳梗塞の予防には就寝前のスポーツドリンク、脳梗塞予防運動が効果的。脳梗塞の特効薬t-PA、ステントリトリバーによる脳梗塞の治療




■脳梗塞について

脳梗塞とは、脳の血管が詰まって脳に栄養や酸素が行き渡らなくなり脳細胞が死滅してしまう病気です。

■就寝前のスポーツドリンクで脳梗塞を予防

脳梗塞は脱水が原因で血液の濃度が高くなって起きることが多いといわれています。
夏は寝汗もかなりかくので、体内の水分が不足しがちになります。
効率良く水分を吸収するためにもスポーツドリンクは脳梗塞予防に効果的です。
年輩の人はトイレが近くなりがちで夜中にトイレに行きたくないので、あまり水分を摂らないで寝る人が多いです。
寝ている間でも500cc〜600ccの水分を失い、脱水症状を引き起こす可能性があります。
スポーツドリンクは10℃に冷やした物を飲んだほうがよいとされています。
10℃のときが最も水分の吸収が良いといわれています。
冷蔵庫から出して時間をおいてから飲むぐらいが調度良いといわれています。

■入浴中の足の運動で脳梗塞を予防

脳梗塞の原因は心臓で出来た血栓が脳の血管に詰まることが多いですが、中には足に出来た血栓が大動脈から頭に飛んで脳梗塞になることもあります。
この場合は若い人に多いといわれています。

●脳梗塞予防運動
浴槽の中で温めながらふくらはぎを刺激します。
浴槽の中で足を伸ばして少し上げ、足先を上げたり下げたりします。
血栓が出来やすいふくらはぎの血行を促します。

■脳梗塞の前兆

・指が動かない
・ろれつが回らない

脳梗塞の前兆は10分程度で症状がおさまることがあります。
そのため大丈夫だと思い、病院に行かない場合が多くあります。
脳梗塞になってからは大変なので、脳梗塞になる前の前兆の段階で気を付けることが大切になります。



■脳卒中(脳梗塞・脳出血)チェック法

・10秒間「イー」と言って異常がないかチェックする
 マヒがあると口角が下がります。

・目を閉じて両腕を平行に上げます
 マヒがあると悪い方の手が下がってきたり、手が内側に回ってきたりします。

・「らりるれろ」を3回言う
 ゆっくりでもはっきり言えれば大丈夫です。

■脳梗塞の特効薬「t-PA」

t-PAを注射するだけで脳に詰まった血栓を溶かします。
t-PAは脳梗塞を発症してから4時間30分以内というリミットがあります。
脳梗塞を起こして時間が経つと、血管が固くなり破裂する危険があります。
脳梗塞発症から4時間30分以内にt-PAを投与するには、病院に約3時間以内に到着する必要があります。
脳梗塞で血液が届かなくて酸素が供給されないと、脳の神経細胞は1分毎に約190万個の神経細胞が死んでいきます。

■ステントリトリバーによる脳梗塞の治療法

ステントリトリバーとは、ステントという医療器具を使って血栓を回収する治療法です。
詰まっている血栓にステントを通して広げることで、血栓に絡ませていきます。
そしてステントを引き抜き詰まっていた血栓を回収します。

■脳梗塞治療の名医(2015年8月時点)

東邦大学医療センター大橋病院 脳卒中センター長
岩渕聡 教授
日本トップレベルの脳血管手術数を誇る名医です。

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