甲状腺機能低下症で甲状腺ホルモンが低下すると古くなったヒアルロン酸が溜まり、むくみ、うつなどの症状が起こる。




■むくみについて

一般的なむくみは水分のむくみで、重力により脚に水分が溜まることでむくみが起こります。

■細胞とヒアルロン酸

ヒアルロン酸は細胞が作っているもので、細胞と細胞の隙間を埋めて湿り気を与えたり、クッションとして細胞を守るという役割りを果たしています。
また細胞はヒアルロン酸を分解する酵素も持っていて、古くなったヒアルロン酸を分解する働きも持っています。

■甲状腺機能低下症によるむくみ

甲状腺(こうじょうせん)は直径5cmほどの大きさの臓器です、喉仏よりも下あたりにあります。
甲状腺では甲状腺ホルモンを作って全身60兆個の細胞に届けています。
甲状腺ホルモンは全身の細胞に届いて活発にさせる働きがあり、これによりヒアルロン酸が作られます。

しかし何らかの原因で甲状腺の機能が低下すると、甲状腺ホルモンの分泌も低下して細胞の働きも低下していきます。
それでもヒアルロン酸は身体にとって必要なものなので、なんとか作り続けられます。
しかし古くなったヒアルロン酸の分解機能は低下したままになってしまいます。
その結果、古くなったヒアルロン酸がどんどん溜まっていきます。
すると脚のむくみ、顔のむくみ、内臓のむくみなど全身にむくみが起こります。

■甲状腺機能低下症の原因

・免疫異常
・遺伝

自分の免疫が甲状腺を傷付けてしまう現象で起こります。
遺伝による影響もあります。



■甲状腺機能低下症によるむくみチェック法

脚がむくんでると感じたら向こうずねの横を5秒間強く押します。
ふつうのむくみであればへこみが残ります。
少しでもへこまなけらば甲状腺機能低下症によるむくみの可能性があります。

■甲状腺機能低下症の症状

・全身のむくみ
・うつ状態
・極度の冷え
・急な抜け毛
・発汗減少
・乾燥肌
・便秘
・疲労
・心機能低下
・関節痛

甲状腺ホルモンは全身の60兆個の細胞に働いて元気にしているホルモンなので、なくなってしまうと様々な症状が起こってきます。
甲状腺機能低下症は簡単な血液検査で診断可能です。

■甲状腺機能低下症によるうつ症状

甲状腺機能低下症になると「うつ」に似たような症状が出ることがあり、うつ病と間違われることもあります。
甲状腺ホルモンが減少すると脳の中で神経細胞間のやり取りの元気がなくなり、うつ状態が起こると考えられています。
抗うつ剤でもあまり効果がない場合は、甲状腺機能低下症の可能性があります。

■甲状腺機能低下症の治療法

甲状腺機能低下症の治療法としては薬物療法を行います。
甲状腺ホルモン剤などで治療します。

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