夜間高血糖は睡眠時間が足りない状態が続く事で高血糖の状態が続く病気。
1日7〜8時間の睡眠で夜間高血糖を予防改善する効果。

■高血糖

近年国民の6人1人、2000万人以上が高血糖状態にあるといわれています。
高血糖を長年放置していると、糖尿病を発症して心筋梗塞や脳梗塞などの命に関わる事態に陥るリスクが高まります。



■高血糖の主な原因

・生活習慣の乱れ
・食べ過ぎ
・運動不足

■睡眠と血糖値

良い睡眠を取っていると血糖値が下がり、悪い睡眠をしていると何も食べていないのに睡眠中に血糖値が上がってしまうことがあります。

■夜間高血糖(やかんこうけっとう)について

私達の血糖値は、膵臓(すいぞう)から分泌されるインスリンというホルモンが血糖値を下げるブレーキの役割りを果たし、副腎(ふくじん)から分泌されるノルアドレナリンというホルモンが血糖値を上げるアクセルの役割りを果たしてバランスをとっています。
通常ノルアドレナリンは私達が活動している間の分泌が比較的多く、眠りに入ると分泌が少なくなります。
しかし睡眠時間が足りない状態が続くと夜休まるはずの交感神経が活性化し、その影響で次第に寝ている間もノルアドレナリンの分泌が続くようになり、血糖値も高い状態が続くことになってしまいます。
この状態が夜間高血糖(やかんこうけっとう)になります。

夜間高血糖は食後の血糖値変化のように一時的なものではなく、睡眠中の多くの時間に渡り高血糖が続いてしまう危険な状態です。
この状態が長年続くと、インスリンを分泌する膵臓が夜間にも働き続けるため除々に低下していきます。
やがてインスリンを分泌できなくなり、糖尿病を発症してしまいます。

■7〜8時間の睡眠で夜間高血糖を改善

夜間高血糖を防ぐためには7〜8時間の睡眠が必要といわれています。
睡眠時間が短いほどリスクが上がりますが、8時間を超えて長く寝過ぎた場合もリスクが上がってしまうと考えられています。
7〜8時間の睡眠が夜間高血糖を予防するために大切です。

■睡眠に関する病気治療の名医(2015年6月時点)

愛知医科大学病院 睡眠科 教授
塩見 利明(しおみ としあき)先生
大学病院として日本初の睡眠科を創設し、睡眠に悩む多くの患者を救ってきた睡眠医療の第一人者です。

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