質の良い睡眠を得ると物忘れの予防改善につながります。
質の悪い不十分な睡眠は物忘れの他に肥満や高血圧などの身体の不調の原因になります。
深部体温が下がるタイミングで睡眠をとると質の良い睡眠を得られ物忘れの予防改善につながります。




■睡眠と物忘れの関係

睡眠の取り方によっては、記憶力が低下して物忘れを悪化させる危険性があります。

人はその日見たり聞いたりした物事を、脳の海馬(かいば)と呼ばれる場所に蓄積して記憶します。

そして必要なものと不必要なものに分ける作業が睡眠中に行われています。

睡眠が不十分な人の頭の中は整理整頓されておらず、どこに何があるか分からない状態になっています。

そのため物忘れという現象が起こります。

逆に睡眠を十分に取れば記憶が整理され、物忘れの改善が期待できます。

ただしやみくもに睡眠時間を増やせばよいというわけではなく、良質な睡眠が必要になります。

■睡眠の質を上げるには深部体温を下げることが大切

深部体温(しんぶたいおん)とは身体の内部の体温です。

表面より少し高めの約37.5度が正常だといわれています。

私達の睡眠は、深部体温が体内の決められたリズムにより約1度低下すると質の良い睡眠が取れるといわれています。

人はメラトニンと呼ばれる睡眠を促す物質を夜に分泌し、体温を低下させることで脳がしっかり休みより深い質の良い睡眠が得られるようになっています。

この質の良い睡眠を取らないと脳が休めないため、記憶を整理できない事態が起こります。

■深部体温が上手く下がらない原因

深部体温が上手く下がらない原因は、体温変化のリズムを司る視交叉上核(しこうさじょうかく)と呼ばれる機能が加齢と共に低下してしまうためだと考えられています。



■質の悪い睡眠で起こる身体の不調

・物忘れ
・肥満
・高血圧

●肥満(質の悪い睡眠で起こる身体の不調)
睡眠時間が短い人ほど肥満の人が多いといわれています。
睡眠不足になると食欲を増すホルモンが増え、逆に食欲を抑えるホルモンが減ってしまいます。
質の悪い睡眠が続くと食欲が満たされず食べ過ぎてしまいます。

●高血圧(質の悪い睡眠で起こる身体の不調)
眠りが浅くなると夜中に目が覚めることになり脳が覚醒して交感神経が上昇し、夜間も高い血圧の状態が続きます。
さらに夜だけでなく次の日の日中も高血圧になってしまいます。

■朝の20分以上の散歩で質の良い睡眠を得る

太陽の光を浴びてから15〜16時間後にメラトニンが分泌され、深部体温が下がって質の良い睡眠を得られます。
体内時計をリセットするには、光がしっかり目に入る必要があります。
運動をするとウリジンなどの睡眠物質が体内に溜まっていきます。
質の良い睡眠を得るには20分以上の散歩が効果的です。

■就寝2時間前の入浴で質の良い睡眠を得る

入浴すると深部体温が上昇し、お風呂から出てしばらくすると外気の影響で急降下します。
この深部体温が下がっているタイミングで眠りに付くのが質の良い睡眠を得るポイントです。
お湯の温度は約40度、約10分ほど入浴します。

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