片頭痛はこめかみがズキンズキンと脈打つように痛む頭痛。
緊張型頭痛は頭全体が締め付けられるように痛む頭痛。褐色細胞腫による頭痛は副腎に腫瘍が出来て血圧が上昇し頭痛が起こります。




■頭痛(ずつう)について

頭痛に悩む人の約8割は片頭痛や緊張型頭痛などの命に別状のない頭痛といわれています。
しかし残り2割の中には命に関わる病気が原因となっている場合があります。
片頭痛(へんずつう)は、こめかみがズキンズキンと脈打つように痛む頭痛です。
緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)は、頭全体が締め付けられるように痛む頭痛です。
いつもと違う頭痛が起きたときは、頭痛の専門医に相談しましょう。

■片頭痛(へんずつう)について

片頭痛(へんずつう)とは、こめかみがズキンズキンと脈打つように痛む頭痛です。
片頭痛は脳の視床下部(ししょうかぶ)と呼ばれる部分が興奮することで血管が拡張し、痛み物質を出すと同時に三叉神経(さんさしんけい)に触れるために痛みが出るといわれています。
その特徴はこめかみがズキンズキンと脈打つように痛むことです。
さらに加齢と共に慢性化して頻度が増すことがあります。
通常、片頭痛が慢性化すると痛みが蓄積される圧痛点(あっつうてん)というポイントが頭蓋骨の下辺りに出来てしまいます。

■緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)について

緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)とは、頭全体が締め付けられるように痛む頭痛です。
主に首や肩のこりから頭全体が締め付けられるように痛みます。

■おじぎをして片頭痛と緊張型頭痛を見分ける

頭痛があるときに「おじぎ」をしてみます。
痛みが悪化したら片頭痛で、変わらない場合は緊張型頭痛になります。
片頭痛だとおじぎをすると脳内の圧力が上昇し、血管が拡張して痛みが悪化します。



■片頭痛の対処法

・頭を冷やす
・カフェインを摂る
・眠る

片頭痛は血管が拡張して起こるので、血管を収縮させることで頭痛が改善します。

■緊張型頭痛の対処法

・マッサージ
・運動
・入浴

緊張型頭痛は血管が収縮して起こるので、血管を拡張させることで頭痛が改善します。

■褐色細胞腫(かっしょくさいぼうしゅ)による頭痛

褐色細胞腫(かっしょくさいぼうしゅ)とは、腎臓の上にある副腎(ふくじん)に出来る腫瘍をいいます。
なぜ褐色細胞腫が出来るかは分かっていませんが、副腎に腫瘍が出来ると血圧を調節するアドレナリンなどのホルモンが過剰に分泌されてしまいます。
すると突発的に激しく血圧が上昇し、脳の血管がその圧力に耐え切れず痛み物質を出してしまい頭痛が起こります。
ホルモンが大量に分泌されて自律神経のバランスが崩れることで動悸や発汗などが起こります。
褐色細胞腫が原因の頭痛は、ホルモンの分泌が落ち着き痛みが治まるまでに約2〜3時間かかるといわれています。
お腹に物理的な圧迫が加わると、褐色細胞腫にもそのまま伝わり副腎を刺激します。
その結果、急激に大量のホルモンが分泌され突発的に血圧が上昇してしまいます。

■頭痛治療の名医(2015年4月時点)

埼玉国際頭痛センター(埼玉精神神経センター)センター長
坂井 文彦(さかい ふみひこ)先生
10年に渡りアジア頭痛学会理事長として世界の頭痛医療を牽引してきた頭痛治療のエキスパートです。

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