耳鳴りは聴力の低下に伴って誰にでも起こり、脳が作り出した音でもあります。
補聴器で聞こえにくい音だけを増幅して耳鳴りを改善します。
耳鳴りは不安でも悪化するので、耳鳴りのメカニズムを知るだけでも耳鳴り改善効果があります。
音を豊富にして静寂を避けることで耳鳴り改善効果があります。



■音が無いと耳鳴りがする

私達の耳は音を振動として捉え、蝸牛(かぎゅう)というところで電気信号に変えて脳に送ります。
この電気信号が届けられて脳が音の高さごとに感知します。
しかし蝸牛は老化などで高音の能力から低下していき、高音部分が電気信号に変えられなくなってしまいます。
すると音の選別や調整などをする役割をもつ視床(ししょう)が、脳が電気信号を受け取る時の感度を上げてくれます。
実は脳の中では色々な物が電気信号として飛び交っている状態になっています。
その電気信号を脳が感度を上げた状態でノイズ(雑音)として感知すると、耳から伝わった音でもないのに頭の中で「キーン」という音が鳴ります。
通常いったん感度を上げても電気信号がきていないと感度を下げてくれますが、そうしない場合もあります。
そういうときに耳鳴り起こります。
つまり耳鳴りは、脳が作り出した音ということになります。
耳鳴りは聴力の低下に伴って誰でも起こりえます。

■補聴器を使って耳鳴り治療

補聴器で聞こえにくい音だけを増幅します。
するといままで届いていなかった信号が復活します。
そのため視床は信号の感度を上げる必要がなくなり、結果的に耳鳴りも改善されます。
いままで聞こえなかった音が再び聞こえ始めるので、最初は非常に音を大きく感じたりします。

■補聴器の調整も耳鳴り治療に大切

定期的にカウンセリングや聴力検査を行い、耳に入る音を除々に増やしていきます。
目安は3ヶ月になります。

■補聴器による治療のポイント

・補聴器相談員のいる病院へ
 補聴器のタイプや調整具合を診断し、販売店を紹介してくれます。

・価格は1つ10万円ていど(貸し出しのあるところもあります)

・できるだけ長い時間補聴器をつける
 脳が新しい音に慣れるのに時間がかかります。

■耳鳴り改善のポイント

・耳鳴りのメカニズムを知る
・静寂を避ける

●耳鳴りのメカニズムの理解(耳鳴り改善のポイント)
耳鳴りがひどくなるのではないか、病気が隠れているのではないかなどの不安が耳鳴りを悪化させる原因と考えられています。
耳鳴りが発生する原因は聴力の低下であり、耳鳴りが悪化する原因は不安だと知るだけで耳鳴りが改善する場合もあります。

●静寂を避ける(耳鳴り改善のポイント)
元となる耳鳴りは非常に小さいので、音を豊富にすることで耳鳴りの軽減が可能です。
どうしても眠れないときは、ラジオやテレビをつけっぱなしにするなどの方法も効果的です。

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