片頭痛はこめかみ辺りがズキズキと痛む頭痛。
緊張型頭痛は頭全体が締め付けられるように痛む頭痛。
片頭痛を長年放置すると脳過敏になりちょっとした刺激にも常に興奮してしまい耳鳴り・めまい・不眠などの症状を起こす場合があります。
片頭痛を繰り返していると血管が硬く劣化し脳梗塞を起こすリスクが高まるといわれています。




■片頭痛について

片頭痛とは、こめかみ辺りがズキズキと痛む頭痛です。
片頭痛の原因は、頭の血管が急激に拡張し、血管の周りを取り巻く三叉神経を刺激して頭痛が起こります。
片頭痛は20代から40代がピークになっています。
それを過ぎると除々に痛みは和らいでいく傾向にあります。
片頭痛は血管が拡張することで起こりますが、中高年になると脳の血管は柔軟性が悪くなり動脈硬化が促進されます。
それにより痛みが感じにくくなります。

■緊張型頭痛について

緊張型頭痛とは、頭全体が金属の輪っかで締め付けられるように痛む頭痛です。
緊張型頭痛の原因は、長時間同じ姿勢を続けたり心や体にストレスを受けたときに頭や首の周りの筋肉が収縮することです。
その中を通る血管が圧迫されて血液の流れが悪くなると、老廃物が放出されて周りの神経を刺激して頭痛が起こります。

■脳過敏と片頭痛

片頭痛を長年放置すると、脳波わずかな刺激でも興奮しやすくなると考えられています。
この状態を脳過敏(のうかびん)といいます。
片頭痛を繰り返し、また適切な治療をしていないと、脳はちょっとした刺激にも常に興奮するクセがついてしまいます。
やがて聴覚や平衡感覚などに異常を来すことがあります。
どこにいっても耳鳴り・めまい・不眠などの症状が治らない場合は、片頭痛が原因となっている場合があります。

■脳梗塞と片頭痛

脳梗塞とは、脳内の血管が何らかの原因で狭くなったり詰まったりし、その場所の脳細胞が壊死してしまう病気です。
最悪の場合は命を落とすこともあります。
片頭痛が日常化して激しくなっても放置している人は、通常の人に比べて脳梗塞に陥る率が約7倍も高くなるといわれています。

片頭痛を起こすと脳の血管が急激に収縮したり拡張したりしますが、これを繰り返していると血管の中に小さな傷ができます。
するとその傷を修復しようと血小板が集まり、かざぶたを作って傷を塞ぎます。
こうして血管が硬くなり劣化していくことで脳梗塞を起こすリスクが高まるといわれています。



■緊張型頭痛と片頭痛の見分け方

頭痛が起きたらお辞儀をして首を振ってみます。
そのとき痛みが増せば片頭痛の可能性があります。
痛みが変わらなければ緊張型頭痛の可能性があります。

■片頭痛の人がやってはいけないこと

・お風呂に入って温める
・マッサージをして血行を良くする

片頭痛の最中は血管が広がっているので、温めることで余計に血管が広がって片頭痛が悪化してしまいます。
マッサージをして血行をよくすると返って脳の血管が広がってしまいます。

■片頭痛の対処法

・痛む部分を冷やす
・静かな暗い部屋で横になる

■緊張型頭痛の対処法

・お風呂に入って温める
・マッサージをして血行を良くする

緊張型頭痛は筋肉の血行が悪いので、血行を良くしてあげると良いです。

■頭痛治療の名医

東京女子医科大学 脳神経外科
清水 俊彦先生

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