■いかり肩、なで肩チェック法

楽な姿勢で鏡の前に立ち、鎖骨の角度をチェックします。
鎖骨の内側の始点から外側の終点までを一直線で結んで見ます。
外側がやや上の位置にあれば正常の範囲になります。
しかし始点と終点を結んだ線が、時計でいうと10時10分の角度より上にある場合は「いかり肩」になります。
鎖骨の終点が始点と同じ高さ、あるいはそれ以下であれば「なで肩」になります。

さらに詳しく調べたい時は、首を前に倒して出っ張った骨を目安にし、その下にある第一胸椎という骨を探します。
そこから一直線上に両肩があれば正常範囲になります。
それより上は「いかり肩」、下は「なで肩」に見分けられます。




■いかり肩となで肩では肩こりの原因が違う

いかり肩もなで肩も肩甲骨の動きが悪くなり周辺の筋肉が硬くなり肩こりが起こってきます。
いかり肩となで肩では、硬くなっている筋肉と弱くなっている筋肉の場所が違います。
そのため自分に合っていない肩こり解消法を行ってしまうと、肩こりはさらに悪化することもあります。

●いかり肩の人の肩こり解消のポイント
いかり肩の人は肩甲骨全体を持ち上げる筋肉が硬くなっているので、そこをストレッチします。
反対に肩甲骨を下げる筋肉はどんどん弱くなっていくのでそこは強化します。
いかり肩の人は、まず硬くなった肩甲骨の外側を持ち上げる首全体のストレッチをします。

●なで肩の人の肩こり解消のポイント
なで肩の人は肩甲骨の内側を持ち上げる筋肉が硬くなっているので、そこをストレッチします。
肩甲骨の両端の方は下がってしまうので、そこを持ち上げるための筋肉を強化します。
なで肩の人は肩甲骨の外側を持ち上げる筋力が落ちているのでそこも強化します。

■いかり肩の人の肩こり解消法

イスに腰掛け、片手でイスの後ろをつかみます。
アゴを引き、つかんだ手と反対側に首を倒し、そのまま首を肩の前に押し出すように頭を回します。
このとき首を倒した方の手で頭を押さえて、軽く引っ張るようにして10秒間ストレッチします。
このストレッチを左右交互にそれぞれ3回ずつ行います。
これで肩甲骨を持ち上げる全体の筋肉がほぐれます。

●肩甲骨を下げる背中の筋肉強化法
両ヒジを首の高さまで上げ、そのまま下に下げて5秒間キープします。
また元の位置に戻します。
ヒジを下げるときは肩甲骨も下げるように意識するのがポイントです。
これを10回繰り返します。



■なで肩の人の肩こり解消法

両ヒジを肩の高さまで上げ、そこからヒジを上げて5秒間キープします。
元の位置に戻します。
ヒジを上げる時は肩甲骨も一緒に持ち上げるように意識するのがポイントです。
これを10回繰り返すことで肩甲骨を上げる筋力が鍛えられ肩こりが解消されます。

■いかり肩・なで肩共通の肩こり解消法

片手でイスをつかみ、アゴを引いて首を横に倒します。
鼻を肩に近付けるように首を回します。
首を倒した方の手で頭を押さえて10秒間ストレッチします。
左右交互に3回ずつ行います。
硬くなっている肩甲骨の内側を持ち上げる筋肉がほぐれていきます。

■いかり肩でもなで肩でもない人の肩こり解消法

イスに腰掛け、アゴを引いて腕を真っ直ぐ前に出して5秒間キープします。
肩甲骨を近付けるように両ヒジを後ろに引き5秒間キープします。
これを3回繰り返します。

■肩甲骨回し肩こり解消法

一方の腕を頭の上に上げ、反対の腕は背中の後ろに回して5秒間キープします。
反対側も同様に行います。
左右3セットずつ行います。

■眼精疲労による肩こり

物を見るとき目の動きに合わせて首の後ろにある筋肉が働き、首の動きを調節しています。
そのため眼を使い過ぎると首の後ろの筋肉がこり固まってしまいます。

●眼精疲労が原因の肩こり解消法
イスに腰掛けてアゴに手を添え、頭を前に倒しつつアゴを喉元の方に引きつけて20秒間キープします。
これを3回繰り返すことで、凝り固まった首の後ろの筋肉が伸びて肩こりを解消することができます。

■猫背が原因の肩こり解消法

首の付け根のくぼんだ所で両手を組み、アゴを喉元に引きつけ5秒間キープします。
両ヒジを後ろに開いて胸を張り、アゴを軽く引いて正面を見て5秒間キープします。
これを繰り返してストレッチします。

■病気が原因の肩こり

左肩が常に痛い場合は、心臓の病気の可能性があります。
右肩が常に痛い場合は、肝臓の病気の可能性があります。
背中が痛い場合は、腎臓の病気の可能性があります。

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