変形性膝関節症はクッションの役目を果たしているヒザ軟骨が加齢などによって擦り減り痛みを引き起こす病気です。
大腿四頭筋やハムストリングの筋力低下が変形性膝関節症の原因。
大腿四頭筋を鍛えるヒザ痛改善法、ハムストリングを鍛えるヒザ痛改善法をご紹介。
ヒザ周辺の筋肉や腱のコリがヒザ痛の原因。
ヒザのお皿マッサージでヒザ痛予防改善。




■変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)について

変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)とは、太ももの骨とスネの骨を覆いクッションの役目を果たしているヒザ軟骨が、加齢などによって擦り減ってしまうことで激しい痛みを引き起こす病気です。
一度擦り減った軟骨は元には戻りません。

■大腿四頭筋・ハムストリングの筋力低下が変形性膝関節症の原因

大腿四頭筋やヒザ裏のハムストリングの筋力が弱くなると、ヒザへの衝撃を小さくすることができなくなってしまいます。
大腿四頭筋やハムストリングの筋力低下が変形性膝関節症の原因の一つとなっています。

■ヒザ周辺の筋肉を鍛えてヒザ痛改善

ヒザの軟骨が擦り減って骨同士がぶつかるようになった場合でも、ヒザの衝撃を和らげてくれるのがヒザを取り巻く筋肉です。
特に大切なのが、大腿四頭筋、ハムストリング、腓腹筋(ひふくきん)、前脛骨筋(ぜんけいこつきん)といったヒザ周辺の4つの筋肉です。
ヒザの関節が擦れやすくなっている人でも、これらの筋肉を強化すれば衝撃が和らぎヒザの痛みが解消されます。

●大腿四頭筋を鍛える体操(ヒザ痛改善法)
イスに深く腰掛けて足を真っ直ぐ前に突き出します。
このとき足首は90度に固定し、ヒザが曲がらないようにします。
この状態で太ももの筋肉(大腿四頭筋)を意識して力を入れます。
この状態を10秒間続けます。
左右3回ずつを1セットとして、朝昼晩の1日3セット行うと効果的です。

●ハムストリングを鍛える体操(ヒザ痛改善法)
イスの後ろに立ち、転倒予防のためにイスの背もたれに手をかけます。
片方の足で立ち、そのまま足のカカトをお尻に付けるように上げていきます。
上げたら今度はゆっくり足を下げていきます。
これを繰り返します。 足を下ろす時に力を抜かず、出来るだけゆっくり下ろすのがポイントです。
左右10回ずつを朝昼晩の1日3回行うと効果的です。
家事の合間のながら運動として行うと続けやすいです。



■ヒザ周辺の筋肉や腱のコリがヒザ痛の原因

これまでヒザ痛の最大の原因は加齢によるヒザ軟骨の擦り減りだと考えられてきました。
しかし近年の研究では、ヒザの筋肉や腱のコリがヒザ痛の原因と考えられています。
つまり筋肉や腱のコリが、急速にヒザ軟骨を擦り減らすと考えられています。

ヒザの関節は、太ももの前側を覆う大腿四頭筋という大きな筋肉、太ももの裏側にあるハムストリング、さらにこれらの筋肉と骨を結ぶ腱が互いに連携することで動きます。
ハムストリングが縮んで大腿四頭筋が伸びるとヒザが曲がり、逆に大腿四頭筋が縮んでハムストリングが伸びると足を真っ直ぐ伸ばすことができます。

■ヒザへの過度の負担がヒザ周辺の血流を悪化させる

中年太りになったり、慣れない仕事でヒザに負担がかかると、筋肉や腱の内側で血流が悪化します。
そして次第に慢性的なコリを引き起こし、それを痛みとして感じてしまいます。
この筋肉や腱のコリは多くの変形性膝関節症の患者さんで確認され、潜在的に多くの人がコリによる痛みを感じていると考えられています。

■ヒザ痛予防改善法!ヒザのお皿マッサージ

両手の親指をヒザのお皿の縁にかけます。
脚の爪先に向かって5秒ほど押します。
左上から斜めにヒザのお皿を5秒ほど押します。
右上から斜めにヒザのお皿を5秒ほど押します。
つま先の方から体の方に向けてお皿を5秒ほど押します。
8方向からヒザのお皿を押し、痛むところを探します。
痛むところがあれば、そのポイントを重点的に押します。

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