■痔について

痔とは、肛門付近に出来る病気の総称をいいます。

■痔核(いぼ痔)について

痔核(いぼ痔)とは、肛門にうっ血が起こりイボのように腫れる状態をいいます。
痔核(いぼ痔)は肛門より内側に出来ますが、痛みを感じる神経が直腸にはありません。
そのため大きくなったり出血したりしないと分かりません。



■裂肛(切れ痔)について

裂肛(切れ痔)とは、硬い便や下痢で肛門が切れることをいいます。

■痔ろうについて

痔ろうとは、菌が侵入して膿が溜まり、それが肛門以外から外に吹き出してしまう状態をいいます。
症状が重く、手術の必要があります。

■痔の原因

・いきみ
・トイレの長居

●いきみが痔の原因になる
いきむことで肛門に圧力がかかりうっ血します。
それがダメージとなり痔の症状を引き起こしてしまいます。
何度もいきむことでダメージが蓄積し、肛門がうっ血して痔核(いぼ痔)が出来てしまいます。
またいきむことは血管に負担を与え、脳卒中の原因にもなります。 排便時は5秒以内いきまないことが大切になります。

●トイレの長居が痔の原因になる
便座に座ると身体の重さで肛門が沈んでしまいます。
するとそこに圧力がかかってうっ血します。
長く座っていると痔を引き起こしてしまいます。
さらに肛門のところにうっ血が起きてくると、便があるような気がしてトイレでの長居を引き起こしてしまいます。

■トイレは3分以内、いきむ時間は5秒以内

便が一度で出ないと感じたら、次の便意がくるまでトイレを離れた方が良いです。
1回のいきみで8~9割の便が出るといわれているので、そこで出ない場合は一度止めた方がよいです。
直腸に便が溜まって便意を感じるので、直腸に溜まった便を全部だそうとするのは間違いです。
大腸に溜まった便が動き出して直腸におりてきます。
そのときに便意を感じてトイレに行き、1回のいきみで多くはすっきりします。

■偽りの便意

直腸に大きな痔核(いぼ痔)が出来ると、便はすっきり出ているのに痔核(いぼ痔)を便のように感じてしまうことがあります。
それによってさらにいきんでしまい痔が悪化してしまうことがあります。



■痔の予防改善法

痔の予防改善のためには、肛門に負担をかけないために便をやわらかくすることも大切になります。

●1日1.2リットルの水分で痔の予防改善
一度に飲むのではなく、こまめに取ることがポイントになります。
特に効果的なのが朝起きた時の一杯です。 水が、からっぽの胃を刺激して腸の動きを活発にさせます。

●粉寒天を白米に加えて炊いて痔の予防改善
粉寒天には食物繊維が豊富に含まれているので便をやわらかくしてくれます。
量は1合あたり2gほどで、水は少し多めにして炊きます。

●肛門を閉める・ゆるめる体操で痔の予防改善
1日10分程度、肛門を閉めたり・ゆるめたりする体操を行います。

●お腹のマッサージで痔の予防改善
右下からおへそに向かって斜めに指先で押していきます。
次に左上から真っ直ぐ下に押していきます。
最後は下腹の真ん中に向かって押します。
それぞれ1分ほどかけてマッサージします。

●大さじ一杯のオリーブオイルで痔の予防改善
オリーブオイルは消化されないため、腸の潤滑油になって便の通りがよくなります。

●ペクチンを含むフルーツで痔の予防改善
保水性の高いペクチンを含むフルーツも効果的です。
バナナ・イチゴ・リンゴ・パイナップルなどがあります。

●1時間座ったら動いて痔の予防改善
適度に血行促進させることも大切です。

■痔の名医

・松島医院 院長 医学博士 松島誠先生
・マリーゴールドクリニック 院長 医学博士 山口トキコ先生

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