足底筋膜炎は足の裏・かかとに痛みが起こる病気で、加齢や足の使い過ぎ、肥満、ふくらはぎの硬さなどが原因となって足の痛みが起こります。
足の使い過ぎを控える・履き物の工夫・肥満解消など生活習慣を見直し、ストレッチで足底筋膜やふくらはぎを柔軟にすると改善に効果的です。




■足底筋膜炎(そくていきんまくえん)について

足底筋膜炎(そくていきんまくえん)とは、足の裏・かかとに痛みが起こる病気をいいます。
立ったり、歩いたりするときに痛みが起こります。

足底筋膜(そくていきんまく)とは、かかとの部分から指の付け根の部分に向かって走っていて、足のアーチを支える構造になっています。

足のかかとの内側部分は特に負担がかかりやすく炎症が起こりやすくなっています。
足底筋膜炎は中高年以上の人に多く、特に50代から60代の女性がなりやすくなっています。
外回りの仕事で歩くことが多い男性にもみられます。

■足底筋膜炎の痛みの特徴

足底筋膜炎の痛みの特徴としては、起床後や長時間座った後など足を使わない状態が続いた後の歩き始めの1歩目にかかとにズキンとした強い痛みが現れます。
歩くに従って除々に痛みが落ち着いていきます。
寝ている時や長時間座っているときは、足底筋膜に負担がかかっていないので硬くなっています。
それが歩き始めると急に負担がかかり痛みが起こりやすくなります。

■足底筋膜炎の原因

・加齢
・繰り返す負担
・肥満
・ふくらはぎの硬さ

●加齢が足底筋膜炎の原因
足底筋膜の柔軟性が加齢と共に低下して硬くなると足底筋膜が傷付きやすくなります。

●繰り返す負担が足底筋膜炎の原因
歩き過ぎ、立ち過ぎ、スポーツでの使い過ぎなどの足への繰り返す負担が加わると、足底筋膜に傷が付いたりします。
また治り切らないうちにさらに負担がかかることで慢性の痛みが起きてきます。

●肥満が足底筋膜炎の原因
体重が重いだけでも足底筋膜が炎症を起こしやすくなってしまいます。

●ふくらはぎの硬さが足底筋膜炎の原因
ふくらはぎの硬さも足底筋膜の負担になります。



■足底筋膜炎の治療法

足底筋膜炎の治療法としては、足への負担を減らして炎症を治すことが基本となります。
歩いていないときも痛みがある、腫れがある、つま先まで広い範囲広がるような痛みがある場合は、他の病気の可能性もあるので整形外科などの専門医を受診しましょう。

●生活習慣の見直し
・足の使い過ぎを控える
・履き物の工夫
・肥満解消

●薬物療法
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)

●ストレッチ
起床後や歩き出す前に少しストレッチを行うだけでも痛みを軽減する効果があります。
ストレッチを長期間続けると、足底筋膜炎の痛みが改善する効果もあります。

●足底筋膜を柔らかくするストレッチ方法
イスに深く腰掛けます。
痛みのある足の方を反対側の太ももの上に乗せます。
つま先の方を持って、つま先を上に10秒間反らします。
さらに反らしている間に足の裏を痛くない程度で揉みほぐすとより効果的です。
朝昼晩10回ずつ行います。

●ふくらはぎのストレッチ
電話帳など厚みのある物を用意します。
イスや壁など支えるものがある近くで行います。
かかとを床に付けてつま先を台の上に置き10秒間立ちます。
朝昼晩10回ずつ行います。
痛みがある場合は、普通のアキレス腱伸ばしを行うとよいです。

■足底筋膜炎の名医

獨協大学 准教授 足の外科
栃木 裕樹(とちぎ ゆうき)先生
整形外科で足の外科のエキスパートです。

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