溶連菌感染症は高熱やのどの痛みなどのカゼによく似た症状が出る病気です。
溶連菌感染症に感染した場合は抗生物質を正しく服用することが大切になります。
自己判断で止めてしまうと急性糸球体腎炎などの合併症を引き起こすこともあります。



■溶連菌感染症(ようれんきんかんせんしょう)について

溶連菌感染症(ようれんきんかんせんしょう)とは、子供がかかりやすい病気ですが大人も要注意です。
溶連菌(ようれんきん)とはA群溶血性レンザ球菌のことで、高熱やのどの痛みなどのカゼによく似た症状が出ます。
特に集団生活をしている子供の中で流行し、セキ・くしゃみ・会話などの飛沫感染(ひまつかんせん)で感染することがあります。
空気が乾燥する冬になると、セキやくしゃみなどで菌を含んだ飛まつがより遠くに飛びやすくなります。

■溶連菌感染症の主な症状

・進行すると扁桃腺の表面に白い苔のようなものが付く
・舌にイチゴのようなブツブツが出る
・物を飲み込んだときの喉の強い痛み
・高熱が2~3日続く
・発疹が出る

カゼの症状にこれらの症状が出たときは、溶連菌感染症の疑いがあります。

■溶連菌感染症の予防法

・手洗い
・うがい
・マスクの使用

■溶連菌感染症の治療

溶連菌感染症に感染した場合に治療に使われるのは抗生物質です。
多くの場合は5日~10日ほどで治りますが、自己判断は禁物です。
飲み始めると早目に解熱します。
しかし治ったからと思って途中で止めてしまうと、生き残っている菌がまた増殖して再び発熱することがあります。

■溶連菌感染症の合併症

抗生物質で溶連菌感染症が治ったと思っても、体内に溶連菌が残り稀に合併症を引き起こすこともあります。
腎臓に炎症が起きる急性糸球体腎炎(きゅうせいしきゅうたいじんえん)です。
腎臓の機能が低下して尿が出なくなったり、血圧が急激に悪化するなど入院が必要な場合もあります。
抗生物質は必ず決められた日数を飲み切ることが重要になります。

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