白内障は水晶体が濁って見え方に異常が起こる目の病気です。
早期の場合は点眼薬で治療し、進行した場合は眼内レンズを入れる白内障の手術を行います。




■白内障について

白内障は水晶体という目のレンズの部分が濁ってしまい、目の中に入ってくる光の量が減ったり、濁りによって光が散乱を起こしたりして見え方に異常が起こります。
白内障は60代で約60~80%、80代以上ではほぼ100%の人が白内障といわれています。
しかし見え方に個人差があるので、全員が手術が必要というわけではありません。

■白内障の症状

・目のかすみ
・まぶしさ
・二重三重に見える
・薄暗い場所で細かい文字が見えにくい

■白内障の治療法

・点眼薬
 早期の場合は点眼薬の目薬を使います。
・手術
 進行した場合は眼内レンズを入れる手術を行います。

■白内障の原因

・アトピー性皮膚炎
・糖尿病
・目の外傷
・他の目の病気
・ステロイド薬
・先天性

■白内障の手術

小さな傷口から機械を挿入し、濁っている水晶体を取り除きます。
その後に眼内レンズを入れます。



■白内障で使用する眼内レンズ

眼内レンズには大きく分けて単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズがあります。

●単焦点眼内レンズ
単焦点眼内レンズは焦点が1つしかないレンズで、それぞれの生活に合わせて度数を選びます。
30cm~40cmの近距離に合わせるか、50cm~1mの中距離に合わせるか、2m以上の遠方に合わせます。
その他の距離は眼鏡で調節します。

●多焦点眼内レンズ
多焦点眼内レンズは複数の焦点を持つレンスで、眼鏡をかけなくても遠距離から近距離まで比較的見えるレンズです。
しかしレンズの種類によっては近くは見やすくて中間が少し弱いタイプ、中間が強くて近くは少し弱いタイプなど様々あります。
自身の生活に合わせてレンズを選びます。

■多焦点眼内レンズのデメリット

・ピントがあまい
・薄暗い場所では文字が見えにくい
・なじまない人がいる
・夜間の運転に不向き
・費用が高い

■白内障の手術費用(片眼)

単焦点眼内レンズは6万円~8万円。
多焦点眼内レンズは30万円~40万円

自身が生活で何を重視しているかによってレンズを選択した方がよいです。
よく分からないときは担当の医師に相談して、メリット・デメリットを考えて決めた方がよいです。

■白内障の名医(2014年11月時点)

慶応義塾大学 准教授 眼科
根岸 一乃(ねぎし かずの)先生
白内障やレーシックなどの診断や治療のエキスパートです。

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