骨が衰えてくると全身が老化してきます。カルシウムの吸収にはイオン化が必要で牛乳でも50%程度です。
ヨーグルトの乳酸菌を摂るとカルシウムを乳酸カルシウムに変えて吸収しやすくしてくれます。
ビタミンDは骨の老化を防ぐため大切な栄養素です。
骨細胞を刺激すると全身を活性化して老化を抑えてくれます。




■骨粗しょう症チェック

・昔に比べて身長が2cm以上低くなった
・最近背中が丸くなったように感じる

骨粗しょう症で骨がスカスカになると、重力で潰れてしまう圧迫骨折が起こることがあります。
知らないうちに自分の体重などで除々に背骨が台形に歪んできます。
すると内臓を圧迫して様々な症状が起こります。

■カルシウムの吸収について

1日に目標とするカルシウムを摂ることは難しいといわれています。
体に入ったカルシウムは胃の中で様々な物質から剥がされてイオンという形に変化します。
ここでイオン化されないとカルシウムを腸で吸収することができません。
しかしイオン化するのは牛乳で50%程度、煮干しだと30%程度だといわれています。
それ以外は排泄されてしまいます。

■ヨーグルトの乳酸菌でカルシウムの吸収率アップ

ヨーグルトには乳酸菌が入っていて、その乳酸菌がカルシウムとくっ付いてより吸収をよくしてくれます。
そのため乳酸菌の入っているヨーグルトを食後に摂ると良いといわれています。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、カルシウムをよりイオン化されやすい乳酸カルシウムに変形させてくれます。
また乳酸菌は、胃の中でイオン化されなかったカルシウムも腸の中で乳酸カルシウムに変形させて吸収しやすくしてくれます。

■ビタミンDで骨の老化予防

ビタミンDは骨の老化を防ぐためにいろいろな働きをしています。
骨は半年周期で新しい骨へと生まれ変わっています。
骨が古くなってくると血液中から破骨細胞(はこつさいぼう)が現れ骨を溶かします。
その仕事が終わると破骨細胞は消え、今度は骨芽細胞(こつがさいぼう)がやってきて新しく骨を作っていきます。
そのサイクルのバランスを保っているのがビタミンDです。
ビタミンDが不足するとこのバランスが崩れ、破骨細胞が増えてしまい骨粗しょう症を招いてしまいます。
ビタミンDはカルシウムの吸収に必要で、いくらカルシウムを摂ってもビタミンDがなければ意味がありません。
またビタミンDは、腸の細胞の入り口を開いてカルシウムを引っ張り込む働きもしています。



■ビタミンDの働き

・骨を作るバランスを保つ
・腸の細胞の入り口を開きカルシウムを吸収
・カルシウムを排出しないように指令を出す
・筋肉や神経に働きかけて転倒を予防

■日光浴で骨の老化予防

ビタミンDは日光浴でもとれます。
ビタミンDは日光浴をすると皮膚で合成されます。
日光を浴びるのは、手の平程度の面積で1日30分ほどでよいそうです。

■ビタミンDを多く含む食材

・キノコ類
 キノコの中でも天日干しの干しシイタケに多く含まれています。
・魚介類
 魚介類で一番オススメがサケです。
・あんこうの肝

■骨細胞(こつさいぼう)について

骨の奥にある骨の大元を形作っているのが骨細胞(こつさいぼう)です。
骨細胞それぞれがトンネルでつながっていて、その中には水が入っています。
骨に衝撃や重力が加わると、その水が振動して骨細胞を刺激します。
すると骨細胞は体を活発にしなければと判断し、体中に活性化の指令を出します。
その指令は骨の再生が促されるだけではなく、脳・内臓・細胞の隅々にまで行き届きます。
そして全身を活性化して老化を抑えてくれます。
体を動かさないでいると骨細胞は減ってしまい、骨細胞からの指令も出なくなって全身の老化を招いてしまいます。

■姿勢を良くして歩く 骨細胞を刺激して老化予防

骨細胞を刺激するには、姿勢を良くして歩くことが大切です。
頭を骨盤の上に乗せるように胸を張り、腹筋に力を入れます。
歩くときはかかとから着地します。
かかとは体を支える上で重要な骨です。
かかとを刺激することで全身の骨に伝わり骨細胞を刺激できます。

■片足立ちで骨細胞を刺激して老化予防

姿勢を正して片足立ちをします。
左右1分ずつ行います。
これだけでも全身の骨細胞を刺激できます。

■かかとおとしで骨細胞を刺激して老化予防

立った状態でかかとを上げます。
ひざを伸ばしたまま打ち下ろします。

■骨細胞の衰えが招く体の不調

・全身の臓器の機能低下
・免疫力の低下
・内臓脂肪の蓄積

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