コンタクトレンズはカラーコンタクトレンズも含めて高度な管理を要する医療機器です。
目に直接触れるものなので、眼科を受診し、正しくコンタクトレンズのケアをして、目のトラブルを起こさないようにすることが大切です。




■コンタクトレンズのトラブル

コンタクトレンズを使用している人の10人~20人に1人は、目の障害を起こしているといわれています。
近年ではカラーコンタクトレンズを使用する人も増えています。
視力矯正ではなくファッション目的に使用していますが、一般のコンタクトレンズと同じで十分注意しないと目のトラブルにつながってしまいます。

■目のトラブルの原因

・コンタクトレンズのケア不十分
・コンタクトレンズを外さずに寝てしまう
・目に合わないものの使用

コンタクトレンズの汚れや刺激が目に影響したり、目が酸素不足になるなどして目のトラブルにつながります。

■コンタクトレンズを外さずに寝てしまう危険性

黒目といわれる角膜(かくまく)は酸素が必要で、涙に含まれる酸素や大気中の酸素を利用しています。
コンタクトレンズ自体はハードもソフトも大気中の酸素を十分通す素材が主流ですが、大切なのは絶えず涙の交換ができる状態にあります。

■コンタクトレンズはまばたきで涙交換

コンタクトレンズは瞬(まばた)きで涙が交換されます。
しかしレンズを付けたまま寝ると瞬きをしないため、レンズがあまり動かず涙が交換されにくく、角膜がダメージを受ける可能性があります。

■ソフトコンタクトレンズの注意点

・汚れや細菌が付きやすい
・痛みを感じにくい

ソフトコンタクトレンズはハードコンタクトレンズに比べて水を含んでいてやわらかく付け心地が良いですが、目のトラブルはハードよりも起こりやすくなります。
ソフトコンタクトレンズは材質の特性からタンパク質や脂質などの汚れが付きやすく、細菌感染も起きやすくなります。
付け心地が良いことから、痛みがあっても気付きにくい点があります。



■角膜上皮障害について

コンタクトレンズによるトラブルでは角膜の傷が最も多く、角膜の表面に点状の細かい傷が無数に出来ます。
ひどくなるとむくみなどが生じます。
自覚症状としては、異物感、痛み、充血などが起こります。

●角膜上皮障害の治療
レンズの使用を中止して、目薬で治療します。
重症度に応じて内服も行います。
軽度であれば数日、ひどい場合は7日間ほどかかります。

■角膜感染症について

角膜の傷から細菌などの微生物が感染することがあります。
重症化しやすいのがアカントアメーバという微生物とされています。
アカントアメーバは、日常の環境で水まわりなどに生息しています。
レンズやレンズケースのケアが不十分だと、ケースの中で繁殖して目に感染することがあります。
アカントアメーバに感染すると、目の混濁と共に強い痛みが起こります。
この他、緑膿菌(りょくのうきん)・セラチア菌という細菌の感染がよくあり、その場合は潰瘍(かいよう)が急に現れます。

●角膜感染症の治療
病原体に応じた様々な薬を使いますが、進行すると効きにくいことがあります。
視力低下や失明、目が開けられないこともあります。

■巨大乳頭結膜炎(きょだいにゅうとうけつまくえん)について

巨大乳頭結膜炎(きょだいにゅうとうけつまくえん)とは、レンズの汚れや刺激によって起きるアレルギーによる結膜炎です。
上まぶたの裏に大きな乳頭(ぶつぶつ)が出来ます。
目ヤニなどの自覚障害があり、アレルギーに対する目薬などで治療します。

■コンタクトレンズの正しい使い方

・眼科検査と処方を受けて購入する
・使用時間や交換期限を守る
・コンタクトレンズを毎日しっかりケアする
・定期的に検査を受ける

■カラーコンタクトレンズの問題点

・インターネットで購入して医師の処方を受けない
・ケア方法や交換期限を守らない
・着色処理問題 製品によっては着色部分が色落ちすることがあります。

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