歯の神経と心臓の神経が近くを通っているため混線して心臓病が歯痛として起こります。
心臓の機能が低下すると肺に水が溜まりやすくなりその刺激によって咳が出ます。動悸は突然心臓が激しく鼓動したり息苦しくなったりする症状です。
不整脈は心臓を動かす電気信号が何らかの原因で乱れて鼓動が不規則になってしまう状態です。
サルコイドーシスはストレスや疲労などにより全身のあらゆる臓器に肉芽腫と呼ばれる肉の塊を作ってしまう病気です。




■歯痛が心臓病のサイン

歯の神経と心臓の神経が近くを通っているため、痛みの情報が脳に伝わる際に混線して心臓病が歯痛として起こる場合があります。
虫歯がないのに歯が痛いときは、心臓病の症状である可能性があります。

■咳が心臓病のサイン

心臓のポンプ機能が低下すると咳が出ることがあります。
夜寝てしばらくしてから咳が出るのが心臓病の咳の特徴です。
心臓の機能が低下すると血液の戻りが渋滞し、肺に血液が滞ります。
すると肺の血管から水分が染み出して肺に水が溜まり、その刺激によって咳が出ます。
横になると足元からの血液が心臓に戻りやすくなるため、より血液の渋滞が悪化して咳が出ます。

■動悸について

動悸とは、突然心臓が激しく鼓動したり息苦しくなったりする症状をいいます。
50代以上の約200万人が動悸に悩まされているといわれています。
動悸の原因としては、多くは加齢やストレスなどからくる自律神経の乱れによって起き、一時的な心臓の電気信号の異常とされています。
しかしその影には心筋梗塞や動脈瘤などの危険な病気が潜んでいることもあります。

■不整脈について

不整脈とは、心臓を動かす電気信号が何らかの原因で乱れて鼓動が不規則になってしまう状態をいいます。
中には命の危険につながるものもありますが、多くは加齢と共に現れる軽度のものです。
特に治療の必要もなく、経過観察をする場合がほとんどです。



■サルコイドーシスについて

サルコイドーシスとは、全身のあらゆる臓器に炎症が起き、肉芽腫と呼ばれる肉の塊を作ってしまう病気です。
主に心臓・肺・目・皮膚に出来ることが多くあります。
目に出来ると血流が滞って飛蚊症などの症状が起こります。
皮膚に出来ると湿疹や吹き出物などの様々な皮膚症状となって現れます。
進行すると全身の臓器の機能が低下し、最悪の場合死に至ることもあります。
日本でのサルコイドーシスの推定患者数は1万人で、男性よりも女性の患者数が1.5倍と多くなっています。
20代と50代~60代の女性が発症しやすくなっています。

■サルコイドーシスの原因

詳しくは分かっていませんが、強いストレスや疲労などによる免疫システムの異常と考えられています。
免疫システムに異常が起きると、免疫細胞が普段は無害な常在菌の細菌の一部に反応して大量に集結し、それが塊となって肉芽腫を形成すると考えられています。
この肉芽腫が様々な臓器に出来ることで炎症が起き、その機能を低下させます。
しかし心臓に肉芽腫が出来ても、初期にはCTやMRIなどの一般的な画像検査では映らないため発見が困難になっています。
そのため症状が悪化するまで見過ごされてしまう場合もあります。

■サルコイドーシスの治療法

サルコイドーシスの治療法としては、ステロイド薬で症状を改善します。
サルコイドーシスの最も重要な対処法は早期発見になります。
動悸の症状に加えて、皮膚症状や飛蚊症などが重なった場合は、循環器内科で相談することが大切です。

■心臓病の名医(2014年10月時点)

東邦大学医療センター大橋病院
循環器内科 准教授
諸井 雅男(もろい まさお)先生
5万人以上の動悸に悩む患者を救ってきた心臓のスペシャリストです。

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