リポ蛋白リパーゼは中性脂肪を脂肪酸に分解してエネルギーとして使えるようにしてくれます。
リポ蛋白リパーゼは筋肉組織を流れる毛細血管に多く存在しているので、筋肉を鍛えることで中性脂肪を減らし、中性脂肪による動脈硬化を予防することができます。
食後高脂血症は食後の中性脂肪の値が高い状態や時間が経過しても高いまま元に戻らなかったりする状態をいいます。
果糖は中性脂肪を上げて太りやすくします。




■リポ蛋白リパーゼ(リポたんぱくリパーゼ)

リポ蛋白リパーゼは毛細血管にある大切なもので、中性脂肪を分解してエネルギーとして使えるようにしてくれます。
私達が食事をすると中性脂肪が血液中に入ってきます。
中性脂肪はそのままではエネルギーとして使われないので、リポ蛋白リパーゼという酵素が脂肪酸に分解してエネルギーとして使えるようにしてくれます。
脂肪酸は全身の細胞のエネルギーになります。

■リポ蛋白リパーゼの減少で動脈硬化が進行する

大量に食事を摂り使い切れずに余った脂肪酸は脂肪細胞貯蔵されていきます。
すると脂肪細胞が脂肪はいらないという信号を出し、リポ蛋白リパーゼが減少してしまいます。
こうなると食事をして中性脂肪が入ってきても分解し切れなくなってきます。
分解し切れなかった中性脂肪は、血管の壁の内部に溜まっていきます。
その繰り返しによって動脈硬化が進行していきます。

■レムナントについて

分解し切れなかった中性脂肪をレムナントといいます。
レムナントは血液を濁らせてしまいます。

■食後高脂血症(しょくごこうしけっしょう)

食後高脂血症(しょくごこうしけっしょう)とは、普段の中性脂肪の値が正常でも、食後の中性脂肪の値が高い状態や時間が経過しても高いまま元に戻らなかったりする状態をいいます。
食後高脂血症は動脈硬化の進行を早めてしまう原因になります。
普通の健康診断で正常だといわれても、急に太ったら食後高脂血症(しょくごこうしけっしょう)になっている可能性があります。



■食後高脂血症の改善ポイント

・適度な運動
・内臓脂肪を減らす
・食べる量を減らす
・動物性脂肪の摂取を控える
・果糖に注意する
・筋肉を鍛える

●筋肉を鍛えて食後高脂血症を改善
リポ蛋白リパーゼは筋肉組織を流れる毛細血管に多く存在しています。
そのため筋肉が増えればリポ蛋白リパーゼも増えます。
1日30分以上のウォーキングをすると食後高脂血症を改善する効果が期待できます。

■果糖(かとう)について

・高果糖液糖    :果糖が90%以上含まれている
・果糖ブドウ糖液糖 :果糖が50%~90%含まれている
・ブドウ糖果糖液糖 :果糖の割合が50%未満

砂糖は果糖(かとう)とブドウ糖がくっ付いたものです。
甘味の強さは、果糖はブドウ糖の2倍以上あります。
そのため果糖は同じカロリーでも強い甘味を感じさせることができます。
しかも果糖は血糖値にほとんど影響しません。
そのため清涼飲料水には欠かせないものとなっています。

■果糖は中性脂肪を上げて太りやすい

ブドウ糖を摂取するとまず肝臓に運ばれ、その後全身でエネルギーとして使われます。
果糖も摂取すると肝臓に運ばれますが、肝臓で様々な物質に変わる特徴があります。
しかしこのとき果糖の一部が中性脂肪に変えられてしまいます。
ブドウ糖の場合、ある程度摂るとお腹がいっぱいに感じて食欲が抑えられてきます。
しかし果糖の場合は、食欲が落ちず満たされないという状態が続き、ついつい多く摂ってしまう傾向があります。

中性脂肪が高い人は果糖の摂り過ぎに注意が必要です。
果糖を含む甘味料は、甘味のある調味料や菓子類などにも含まれているので摂り過ぎに注意が必要です。

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