夏の暑さは身体に様々な影響を及ぼします。
脳梗塞や心筋梗塞を起こすもとにもなるし、また熱中症そのものが色々な病気を合併することもあります。
ニセ熱中症とは脳梗塞や心筋梗塞などの血管が詰まる病気のことをいい、冬場よりも夏場に多く発症します。



■夏の不調

夏の不調の影には大病が潜む可能性があるので注意が必要です。
熱中症の影に脳梗塞や心筋梗塞などの大きな病気が隠れていることもあるので、熱中症と決めつけずに早期に病院の受診が大切です。

■ニセ熱中症について

ニセ熱中症とは、脳梗塞や心筋梗塞などの血管が詰まる病気のことをいいます。
ニセ熱中症の症状自体は、めまい、吐き気、全身倦怠感、手足のしびれといった熱中症に似た症状が起こります。
脳梗塞といえば血管が収縮する冬の病気と思われがちですが、その患者数は6月~8月の夏の時期に増加しています。

■熱中症による手足のしびれ

熱中症では、脱水による筋肉局所の塩分不足・高熱・血流障害などが原因となり筋肉や神経に異常が生じて手足のしびれが起こります。
水分不足や脱水になると血液粘度が上がり血栓が出来やすくなり、脳や心臓の血管を塞ぐ可能性が高くなってきます。

■ノドが乾く前に水分補給

猛暑日の場合、約10分でも血液に変化が現れ、1時間後にはかなり危険な状態になってしまいます。
特に高齢者や高血圧などの持病がある人は要注意です。
ノドが乾く前に1時間にコップ1杯の水を摂ることが熱中症だけではなく水熱中症予防にも効果的です。
脳梗塞や心筋梗塞は発見が遅れると後遺症が残ったり死に至ることもあるため、早めの対処が大切になります。

■ニセ熱中症の特徴

・身体の片側だけに起こる異変(脳梗塞)
・身体の左側に感じる痛み(心筋梗塞)

●身体の片側だけに起こる異変(ニセ熱中症・脳梗塞の特徴)
・そのため片側の腕がしびれる
・片側の足の動きが悪い
 つまずきやすい、スリッパが脱げやすい

・ろれつが回らない

脳梗塞は脳の左右どちらかの血管で起こることが多く、症状は脳と反対側の身体に現れます。
このような症状は短時間で消えてしまうこともあるので注意が必要です。

●身体の左側に感じる痛み(ニセ熱中症・心筋梗塞の特徴)
・左胸が圧迫されるように痛む
・左腕だけが痛む
・虫歯じゃないのに左奥歯が痛む

心臓の痛みが他の部類に現れることもニセ熱中症・心筋梗塞の特徴です。
これらに当てはまる場合は心筋梗塞の疑いがあります。

■熱中症の対処法

涼しい場所に移し、楽な姿勢にして安静にさせます。
水分は意識がないときには誤嚥の危険があるため与えない方が良いです。

■麦茶で熱中症・ニセ熱中症予防

麦茶は水分補給におすすめの飲み物です。
麦茶に入っているピラジンという成分が血液をサラサラにする効果があります。
冷たい飲み物の飲み過ぎは、水分を吸収する能力を低下させ、熱中症になるリスクを高めてしまいます。
腸が疲れてきたと思ったときは、温かい飲み物を選ぶなどして腸をいたわることも大切です。

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