タマネギのケルセチンには癌予防効果があります。
タマネギのケルセチンは水に溶けやすいので水にさらさないで摂ったり、煮込んだ汁も摂った方が胃癌予防に効果的です。
ニンニクのDATS(ダッツ)の胃癌予防効果があります。
ニンニクは細かく刻んで油と一緒に調理して摂ると胃癌予防に効果的です。




■タマネギのケルセチンの胃癌予防効果

タマネギに含まれるケルセチンには癌予防効果があるといわれています。
ケルセチンはポリフェノールの一種で、癌に対して抗酸化物質として働いてくれます。
ケルセチンは、トマト、ブロッコリー、オレンジ、リンゴ、ワインにも含まれていますが、中でもタマネギには最も多くのケルセチンが含まれています。
タマネギに豊富に含まれるケルセチンには、増え過ぎた活性酸素を中和して無害化させる働きがあります。

■胃癌のメカニズム

胃癌は胃の粘膜の細胞が癌化してしまう病気です。
胃癌の最大の原因といわれているのがピロリ菌です。
ピロリ菌が胃に住み着いていると活性酸素が大量に発生し、胃の粘膜にある正常な細胞を攻撃し続けます。
その傷付いた細胞が癌細胞へと変化し、ついには胃癌になってしまうと考えられています。

■萎縮性胃炎と胃癌

胃癌のリスクは萎縮性胃炎があるかどうかによって決まると考えられています。
正常な胃の内壁は、いくえものヒダに覆われています。
しかしピロリ菌が住み着いていると、周囲の活性酸素が胃のヒダを攻撃します。
すると胃のヒダが破壊され、胃粘膜が薄く爛れた状態になってしまいます。
この状態が萎縮性胃炎です。
日本人の場合、50代で3人に1人、60代以上の約半数が萎縮性胃炎になっているといわれています。

■胃癌予防効果が期待できるタマネギの調理方法

タマネギに含まれる抗酸化物質のケルセチンは、調理方法によって摂取できる量が大きく変わってきます。



●タマネギを切った後に水にさらさない
ケルセチンは水に溶けやすい水溶性なので、水にさらすと成分が失われやすくなってしまいます。

●汁物に入れ丸ごと食べる
ケルセチンは水に溶けやすいので、溶けた成分も丸ごと摂ってしまうのが胃癌予防に効果的です。
スープ、シチュー、カレーなどに入れて丸ごと摂るとよいです。
ケルセチンは熱にも強いため、長時間煮込んでも大丈夫です。

■ニンニクのDATS(ダッツ)の胃癌予防効果

ニンニクから生成されるDATS(ダッツ)を含む有機硫黄化合物には抗癌作用が期待できます。
ニンニクを刻むと、細胞内にある別々の成分同士が反応を開始します。
するとニンニクの独特の匂いと辛味成分の元となる化合物が大量に生成されます。
この化合物の中に胃癌の予防効果が期待できるDATS(ダッツ)があります。
DATS(ダッツ)は細胞が癌細胞に変化する前に、細胞を自殺させるという効果があります。
活性酸素によって傷付いた胃の粘膜細胞は、やがて癌細胞に変化して胃癌を作り出します。
ニンニクが作り出すDATS(ダッツ)は傷付いた細胞に信号を送り、癌細胞になる前に自ら死滅するように信号を送ります。

■胃癌予防効果が期待できるニンニクの調理方法

ニンニクは調理の仕方で摂取できるDATS(ダッツ)の量が変わってきます。

●ニンニクを細かく切る
DATS(ダッツ)はニンニクの細胞が壊されたときにできる化合物の中の成分です。
つまり細かく刻めば刻む程ニンニクの細胞の成分は反応しあい、よりたくさんのDATS(ダッツ)が生まれると考えられています。

●油と一緒に摂る
DATS(ダッツ)は時間が経つと空気中に分散してしまいます。
刻んだニンニクを油と混ぜると、DATS(ダッツ)は油に溶け込み空気中に失われずにすみます。
1日1片ほどのニンニクを食べると胃癌リスクの半減が期待できます。

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