癌に絶対にならないということは難しいですが、癌予防に効果のあることを一つ一つ実践していけば確実に癌になるリスクを低下させることが可能です。
また癌予防を行うことで他の病気の予防にもつながっていきます。




■癌予防のポイント

・禁煙、受動喫煙にも注意する
・飲酒は適量内に
・減塩
・野菜や果物をバランス良く食べる
・熱い物は冷ましてから食べる
・体をしっかり動かす
・太り過ぎや痩せ過ぎを改善する

■タバコの癌予防ポイント

タバコは癌の最大の原因でもあります。
男性の癌の原因の約30%がタバコとされています。
タバコを吸うと吸わない人に比べて約1.5倍にも癌のリスクが高まり、肺癌では4.5倍にもリスクが高まります。
タバコは食道・胃・大腸・肝臓・膵臓・子宮頸癌などのありとあらゆる癌のリスクになります。
タバコの煙の中に含まれるタールの中には発癌物質が多く含まれていることが癌の原因となります。
タバコは止めている期間が長ければ長い程、健康な人と同じ状態にまで回復していきます。

■飲酒の癌予防ポイント

飲酒による癌のリスクがある部位としては、食道、大腸、肝臓、膵臓、乳房などがあります。
アルコールを分解したときに出るアセトアルデヒドには発癌性があります。
飲酒で顔が赤くなる人は、特に飲酒量に気を付けた方が良いといわれています。
またアルコールが細胞の複製に重要な栄養素に影響を与え、癌のリスクが高まるといわれています。

●癌予防のための飲酒目安
・日本酒   :1合
・ビール   :大瓶1本
・焼酎    :2/3合
・ウイスキー :ダブル1杯

■食事の癌予防ポイント

日本人の食事において最も重要なのは塩分です。
塩分が多いと癌のリスクを上げると考えられています。
塩分濃度の濃い物を食べると胃の粘液に影響を与え、粘膜を傷付けやすくなってしまいます。
野菜不足は食道癌や胃癌のリスクを高めてしまいます。
果物不足は肺癌のリスクを高めてしまいます。
野菜の摂取目安としては1日300g、果物の摂取目安としては1日100gを摂るのが良いと考えられています。
熱い物を食べると食道・口腔・咽頭などの粘膜を傷付け、癌のリスクを高めてしまいます。



■運動の癌予防ポイント

運動や仕事などで体をよく動かしている人ほど癌のリスクや癌の死亡リスクを下げると考えられています。
特に結腸癌では4割癌のリスクが下がり、その他にも乳房・肝臓・膵臓などの癌のリスクを下げると考えられています。
できれば週に1回は軽く汗ばむような運動をすると、癌予防に効果的と考えられています。

■肥満・痩せ過ぎの癌予防ポイント

中高年の男性の場合、肥満度を示すBMIが21~27の範囲なら癌のリスクは高くなりません。
身長170cmだと61kg~78kgの範囲になります。
女性の場合は、BMIが19~25の範囲なら癌のリスクは高くなりません。
日本人の場合は、極端に太っていなければ癌のリスクは上がらないといわれています。
逆に痩せ過ぎると癌のリスクが高まるといわれています。
つまり太り過ぎても痩せ過ぎても癌のリスクを高めてしまうと考えられています。
太っていて高血圧の人、太っていて糖尿病がある人は、その病気の治療のために痩せることが重要になります。

■感染が癌の原因になる

B型・C型肝炎ウイルスは肝臓癌の原因になります。
ピロリ菌は胃癌の原因になります。
ヒトパピローマウイルスは子宮頸癌の原因になります。

■βカロチンやビタミンEの癌予防効果

βカロチンやビタミンEの抗酸化成分は、食べ物から摂ることは非常に重要です。
しかしサプリメントとして大量にとった場合は、癌のリスクや死亡リスクを上げてしまうともいわれています。

■癌の予防法・治療法!癌の危険信号・発生メカニズム・原因、癌予防食材

■癌の発症リスクを下げる食事法・食材!早期発見・予防のポイント、健康な生活について

■前立腺癌について!食生活の欧米化や高齢化が原因、PSA検査で早期に発見

■大腸癌(だいちょうがん)について!結腸癌と直腸癌の治療法、内視鏡治療

■大腸癌の治療!大腸癌のステージ、腸管切除、リンパ節郭清、術後補助化学療法、分子標的薬、遺伝子検査

■ 頭頸部ガンについて!咽頭、喉頭

■腎臓癌(じんぞうがん)の治療法

■乳癌について!乳癌の治療法、術前薬物療法、乳房再建術について

■悪性の脳腫瘍グリオーマ!インテリジェント手術

■乳癌!乳房の石灰化、マンモグラフィ検査、乳腺の超音波検査、乳房MRI

■舌と健康!色による舌の病発見法、肝臓ガン、副腎ガン

■脂肪肝、B型・C型肝炎ウイルス、肝臓ガン