歯周病の原因となる菌にはレッドコンプレックスがあります。
P.g菌とは、アンモニアを発生させる臭い菌。
T.f菌は強力な毒素を出し、歯茎から出血を起こします菌。
スピロヘータは歯の組織を破壊する菌です。
オゾンナノバブル水には殺菌力があり歯周病予防にも効果的です。
ヨーグルトの乳酸菌には歯周病予防効果があります。
砂糖なしのプレーンヨーグルトを歯ブラシに少量つけて10秒ほど軽く磨くと歯周病予防効果が期待できます。




■歯周病(ししゅうびょう)を引き起こすバイ菌

口の中にはバイ菌がいますが、通常何もしないでじっとしています。
しかしバランスが崩れると悪いバイ菌が増えていきます。
口内細菌の種類は約600種類ともいわれています。
その中でも特に悪さをする悪玉菌の細菌がレッドコンプレックスです。
レッドコンプレックスには、P.g菌、T.f菌、スピロヘータがあります。
歯周病が体の中に入り込んで血液の中に入り込むと全身に回り、それが死に至る病気を悪化させてしまう危険性があります。

●P.g菌
P.g菌とは、アンモニアを発生させる臭い菌です。
口臭が気になる人はP.g菌が繁殖している可能性があります。

●T.f菌
T.f菌は強力な毒素を出し、歯茎から出血を起こします。
歯磨きの後に出血する人はT.f菌が繁殖している可能性があります。

●スピロヘータ
スピロヘータはらんせん状の菌です。
口の中を泳ぎ回って骨の中に入り込み、歯の組織を破壊します。

■歯周病と心筋梗塞や脳梗塞

口内細菌が血管に入り込むと、そこから全身へと運ばれます。
このとき白血球に襲われないように血小板の中に潜り込み移動する細菌もいます。
そして細菌が血栓の基を作り血流を妨げます。
これにより心筋梗塞や脳梗塞の危険が高まります。
さらに手足の血流が滞り細胞が壊死すれば最悪の場合は手足の切断に至り、眼球で起これば失明の危険性もあります。



■歯周病の治療法

歯周病の治療としては、歯の周りに付いているバイ菌をきちんと除去するのが基本となります。
歯石は細菌の住処となるため、粉砕除去します。

●スケーラーによる歯周病の治療
スケーラーと呼ばれる器具を歯周ポケットに入れ、細菌をほじくり出します。

●オゾンナノバブル水による歯周病の治療
オゾンナノバブル水とは、直径1万分の1mmにまで小さくしたオゾンの泡を含んだ水のことをいいます。
オゾンは人体に無害でありながら強力な殺菌力をもっています。
このオゾンナノバブル水を歯周ポケットの中まで届かせて殺菌します。

■歯周病予防のための正しい歯の磨き方

歯ブラシは鉛筆を持つように持ちます。
歯ブラシを歯と平行に当て、歯茎の境目に毛先を置きます。
歯と歯茎の境目を横に細かく振るわせて磨きます。
1日1回は10分以上かけて磨くようにします。

■プレーンヨーグルトで歯周病予防

砂糖なしのプレーンヨーグルトを歯ブラシに少量つけて10秒ほど軽く磨きます。
磨いた後はヨーグルトが残らないようにしっかりすすぎます。
ヨーグルトに含まれている乳酸菌が悪玉菌の繁殖を抑制する効果があると考えられています。

■歯周病の名医(2014年3月時点)

東京医科歯科大学 歯周病学分野 教授
和泉 雄一(いずみ ゆういち)先生

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