■花粉症について

花粉症とは、花粉によって引き起こされるアレルギー疾患の総称をいいます。
空中を浮遊するスギやヒノキの花粉が体内に入ると、異物と判断した体は抗体を作り出します。
しかしこの抗体が増えると出てくるのがアレルギー症状です。
くしゃみや鼻水などが起こるのは、鼻の粘膜に付着した花粉を体外に排出しようとする防御反応になります。
目がかゆくなり涙が出てくるのも、目の粘膜に付いた花粉を追い出そうとするために起こります。
花粉症が悪化すると、思考力や集中力が低下し、不眠やうつになったりする人もいます。




■PM2.5について

PM2.5とは、大気中に浮遊する2.5μm以下の微小粒子状物質をいいます。
PM2.5は呼吸器・心疾患など健康被害が心配されます。
粒子の小さいPM2.5は、花粉に付着して体内に入ると花粉症の症状を悪化させる危険があります。

■スギ花粉症

日本で最も多いのがスギ花粉症です。
スギ花粉症は花粉症患者の約7割を占めているといわれています。

■花粉症皮膚炎

花粉が顔などの露出部に接触することで、かぶれやかゆみなどを引き起こします。
花粉症皮膚炎を放置するとアレルギー症状が悪化して、花粉と良く似た成分の食べ物などでかゆみやジンマシンなどが起こる場合もあります。
ひどい場合は、呼吸困難を引き起こすこともあります。

■動物アレルギー

動物アレルギーとは、動物の毛・フケ・唾液などに接触したり吸入することで、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状を引き起こす病気です。

■花粉症予防対策

・アクリルやポリエステル製のツルツルした素材の服装にする
・整髪料やメイクはベタつかないようにする
・花粉の多い正午から午後3時の外出は避ける
・掃除はこまめに行い、水拭きがおすすめ
・エアコンのフィルター掃除は2週に1度は行う
・部屋の湿度は50%以上に保つ
・辛い物などの刺激物を避ける
・アルコールの取り過ぎに注意
・高カロリー食を控える

■花粉症の治療法

花粉症の治療では、病気そのものを治すのではなく、表れる症状を抑えるための治療法が中心になります。
花粉が飛ぶ2週間ほど前からの投薬で花粉症の症状が軽減できます。

●薬物治療
飲み薬・点鼻薬・点眼薬などで、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどの花粉症の症状を抑えます。

●レーザー治療
花粉症の症状が重い場合は、レーザー治療を行います。
鼻の粘膜を焼き固めることで、花粉に反応する細胞の働きを抑えます。
ただし鼻の粘膜は再生するため、早い人では1~2ヶ月、遅くても3年で花粉症を再発することが多いです。

●舌下免疫療法(ぜっかめんえきりょうほう)
舌下免疫療法(ぜっかめんえきりょうほう)とは、スギ花粉エキスを体内に取り込み慣れさせることでアレルギー反応を抑える治療法です。
舌下免疫療法は、医師から処方されたスギ花粉エキスを舌の裏側に垂らし、2分後に飲み込むというものです。
1日に1回、医師の指示に従い2年間続けます。
舌下免疫療法では、7割以上の人が改善し、3割の人はほぼ症状がなくなる効果があるといわれています。

●レンコンで花粉症予防対策
レンコンにはアレルギー抑制効果があるといわれています。
レンコンにはポリフェノールが豊富に含まれていて、アレルギー症状を起こすアレルギー抗体IgEを抑える働きがあります。
IgEとは、花粉などのアレルギー物質が体内に入ったときに作られる抗体です。
IgEが増え過ぎると花粉症の症状を引き起こします。
レンコンを切った時に出るネバネバした成分のムチンには、鼻など体内に粘膜生成を促す効果があります。
レンコンを食べることでポリフェノールが花粉症を抑え、ムチンで花粉の侵入を防止する効果が期待できます。
レンコンのポリフェノールはレンコンの皮に多く含まれています。

■花粉症対策!舌下免疫療法、花粉症皮膚炎、花粉食物アレルギー症候群

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