肩こりは肩甲骨の傾きが原因となっていることが多く、肩甲骨が外側に傾いていること、肩甲骨が前に傾いていること、肩甲骨の下の部分が開いていることなどが原因として考えられます。
頭を支えるために僧帽筋が重要な役割を果たしているため肩こりと関係があります。




■肩甲骨(けんこうこつ)について

肩甲骨(けんこうこつ)とは、肩の後ろにある三角形の骨をいいます。
6~8kgある重い頭を支えて上半身のバランスをとる重要な働きをしています。

■肩甲骨と肩こり

肩甲骨(けんこうこつ)は肩から背中までを覆っている僧帽筋(そうぼうきん)という筋肉とくっ付いています。
そのため頭が前に出たときには肩甲骨が傾き、僧帽筋を引っ張ることで微調整をして頭を支えています。
僧帽筋が引っ張られて緊張するときに感じる症状が肩こりです。
生活習慣や疾患によって肩甲骨が一定の方向に傾き続けていると、その状態がクセになり僧帽筋も緊張し続けた状態になってしまいます。
つまり肩甲骨の形が治らない限り、肩を揉んだり叩いたりしても肩こりはまたすぐに起こってしまいます。
肩こりを根本的に解消するには、肩甲骨の傾きを治すことが重要になります。
肩こりの人は、肩甲骨の傾きが3つのタイプに分かれます。
肩こりを根本的に治すには、肩甲骨のクセを治すことが重要になります。

■肩こりの原因

・肩甲骨の傾き
・眼精疲労
・視力低下
・睡眠不足
・高血圧や内臓疾患による血行不良

糖尿病や内臓疾患がある人は五十肩になりやすくなります。
男性で肩こりのある人の3割は、糖尿病があるといわれています。
身体の中心が痛くなる肩こりは、心臓の病気の可能性があるので注意が必要です。

■肩こりと睡眠

肩の僧帽筋は酸素をたくさん必要とする筋肉なので、睡眠を十分とっていないと酸素不足になってしまいます。
すると老廃物が溜まって肩こりがひどくなってしまいます。

■肩こりの原因チェック

肩こりの原因には、肩甲骨が外側に傾いていることが原因のタイプ、肩甲骨が前に傾いていることが原因のタイプ、肩甲骨の下の部分が開いていることが原因のタイプがあります。



●肩甲骨が外側に傾いていることが原因のタイプ
両手と両ヒジを合わせてアゴの位置まで上がるかどうかチェックします。
ヒジがアゴまで上がらない人は、肩甲骨が外側に傾いている可能性があります。

●肩甲骨が前に傾いていることが原因のタイプ
片足で10秒間ふらつかずに立っていられるかどうかをチェックします。
ふらついたり立っていられない人は肩甲骨が前に傾いている可能性があります。

●肩甲骨の下の部分が開いていることが原因のタイプ
両腕を体に付けて小さく前にならへをした状態から腕を外側に開き、45度以上に広がるかどうかをチェックします。
45度以上に広がらない場合は肩甲骨の下の部分が開いている可能性があります。

■肩甲骨が外側に傾いて肩こりが起こっているタイプ

肩こりで最も多いのがこのタイプです。
腕が前に出るような姿勢や頭を下げているような姿勢が長く続くと、肩甲骨が外側に傾きやすくなってしまいます。
これは家事、読書、デスクワークなどの生活習慣が原因となっています。
前屈みになる姿勢を積み重ねることによって肩甲骨が傾いてしまいます。

■肩甲骨が前に傾いて肩こりが起こっているタイプ

身体は重い頭を骨盤からつながった細い背骨で支えています。
このバランスが悪いと重心が安定せず頭を支え切れなくなり、そのぶん肩甲骨が傾いてしまいます。

■ネックストレートが肩こりの原因に

肩こり原因が腰だと、肩甲骨だけではなく首にも影響が出てきます。
腰のバランスが悪いと、緩やかに湾曲している首の骨が真っ直ぐな状態となるネックストレートになりがちです。
ネックストレートの状態になると首のクッションがなくなり頭を支え切れなくなり、より肩に負担がかかって肩こりが起こるという悪循環に陥ってしまいます。

■肩甲骨の下の部分が開いて肩こりが起こっているタイプ

このタイプの多くは五十肩が原因となっている可能性があります。
五十肩は肩関節に炎症が起き、痛みを伴って肩の動きが悪くなる病気です。
五十肩の初期段階だと痛みが弱いため、単なる肩こりと勘違いしてしまうことが多くあります。

■肩こり解消法、肩甲骨の外側への傾きを改善

腕を後側に伸ばし、肩甲骨を寄せるように、ペンギンのように腕を動かします。
この動作を10回、1日5セット行います。

■肩こり解消法、肩甲骨の前への傾きを改善

仰向けになってヒザを曲げます。
へそを覗き込む姿勢で10秒間キープします。
腹筋を鍛えることで腰が安定し、頭を支える肩への負担が軽減されます。
その結果、歪んだ背骨も改善できます。

■肩こり解消法、肩甲骨の下の部分の開きを改善

手の平を上にして、手で「どうぞ」とするように、ゆっくり腕を広げます。
これを片手ずつ、1日5回行います。

■肩こり解消法、腕ゆらし

イスに浅く腰掛けて体を前に倒し、肩の力を抜いて5分ほど腕を前後左右にゆらします。

■超短波治療器で肩こり解消

超短波治療器は波長の短い電波によって1秒間に2700万回の新小津を起こし、筋肉の深い部分を刺激します。
超短波治療器で肩こりをピンポイントでほぐすことができます。
筋肉が柔らかくなっているうちに、ストレッチやトレーニングを行うと、さらに肩こり解消に効果的です。

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