年とともに記憶力が低下していきますが、これは記憶を引き出す力が低下しているために起こります。
そのため英会話・絵本の読み聞かせを行う・夫婦で褒め合ったりして脳を活性化すると脳の神経ネットワークが活性化して記憶力の低下を防ぎ、記憶力アップにもつながっていきます。




■記憶力の低下について

年をとると記憶力が低下するといわれていますが、全ての記憶力が低下するわけでありません。
落ちやすい記憶力と落ちにくい記憶力があります。
落ちにくい記憶力を上手に活用すれば、落ちやすい記憶力のトレーニング・維持・改善に役立てられます。
記憶力は、物事を覚え込む力、記憶を保ち続ける力、記憶を引き出す力の3つに分けられます。
名前などが出てこないのは、記憶を引き出す力が低下したためだといわれています。
低下しにくい記憶力は、物事を覚え込む力、記憶を保ち続ける力のことをいいます。
覚えて保つという2つの能力を上手く活用すれば、衰えてしまった記憶を引き出す能力も再び活性化が可能です。

■記憶に関する3つの力

・物事を覚え込む力
・記憶を保ち続ける力
・記憶を引き出す力

■年をとっても記憶力の低下を補うことも可能

私達の脳の中には約1千億個ともいわれる神経細胞があり、その一つ一つがネットワークを形成しています。
このネットワークを様々な情報が行き交うことが脳の活動になります。
年を取ると脳の神経のネットワークが細くなったり途切れたりして記憶を引き出す力が低下しますが、新たなネットワークが生まれたり太くなったりして情報伝達は回復が可能です。
つまり新たなネットワークを増やしていけば、落ちてきた記憶を引き出す力を改善でき、さらには認知症の予防にもつながります。

■英会話で記憶力アップ

ある報告では、外国語を学ぶことによって脳の神経ネットワークの密度が高くなるという報告もあります。
外国語を話す人は脳の神経ネットワークが活性化し、記憶を引き出す力を向上させているといわれています。
英語が良いポイントは、日本語にない新しい単語を使うこと、日本語を英語に直して会話する点です。
ただし、単に英語を丸覚えしたり、やみくもに語るだけではあまり効果はありません。
決まりきったことを話すのではなく、相手の反応に合わせて会話することで、複雑な脳の活動を行うことが可能となります。
日本語を英語に直して話す事で、より脳が活発に働きます。

■絵本の読み聞かせで記憶力アップ

絵本の文章を読む事で、普段の話し言葉とは違う言葉を使うことになります。
子供に聞かせるために声の調子や読み方を工夫する作業が、複雑な脳の活動が必要になり、脳の神経ネットワークが活性化します。

■夫婦で褒め合い記憶力アップ

年と共に外に出る機会が減ると、会話量も自然と落ちてきます。
こんな時に夫婦で会話もなければ脳の老化は進行してしまいます。
つまり夫婦の会話を増やすことが脳の活性化や認知症の予防にも重要だと考えられています。
普段の生活でなるべく多く相手のことをほめるようにしてみます。
そうすることで相手の良い所を探すなどして自然とお互いに興味がわき、会話も増えて脳の神経ネットワークが活性化します。